豪州不動産事情/今月の不動産の見通し(2019年8月)

不動産のプロに聞く 豪州不動産事情

第86回
今月の不動産の見通し(2019年8月)

オーストラリアの大手物件情報サイトを運営する「Domain」が発表した2019年6月の「Property Price Forecasts」(不動産価格の予測)によると、18年11月に今後の不動産価格の予想が発表されて以来、今後の見通しに大きな変化がありました。19年の初めは予想を下回りましたが、ここ数週間の間に、19年後半に向けて幾つかの変化が見込まれました。銀行金利の引き下げが、11月に再度下がる見通しであること、ネガティブ・ギアリングのルールに変更がないであろうこと、ローンの貸し出し条件の緩和などが例に挙げられています。

とは言え、20年に見込まれる不動産価格の上昇率はまだ若干に過ぎませんが、国全体の人口増加や失業率の安定も価格の上昇が見込まれる要因となっています。

各主要都市ごとの上昇率予想は、以下の表の通りです。

各主要都市ごとの上昇率予想

House price forecasts Unit price forecasts
2019
(6 month change)
2020
(annual change)
2019
(6 month change)
2020
(annual change)
Australia
(combined-capital cities)
1% 2% – 4% 1% 1% – 3%
Sydney 2% 3% – 5% 2% 2% – 4%
Melbourne 1% 1% – 3% 1% 0% – 2%
Brisbane 1% 3% – 5% 0% 0% – 2%
Perth 0% 0% – 2% 0% 0% – 2%
Adelaide 1% 1% – 3% 2% 1% – 3%
Hobart 0% 2% – 4% 2% 3% – 5%
Canberra 2% 4% – 6% 1% 1% – 3%

政策金利もまた下がり、銀行金利も下がり銀行借入するには良いレートで借入できるため、投資家がまた物件購入の意欲を増してきています。

更に金利が下がるとの予測もあるので、借り入れをするには良いタイミングなのではないでしょうか。


スターツ・インターナショナル・オーストラリア
取締役シドニー支店長
寺田環

NSW州、VIC州不動産業者免許(フル・ライセンス)所持

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