第11回 不動産に投資する

豪州不動産事情

不動産のプロに聞く 豪州不動産事情

第11回

不動産に投資する

今回のテーマは、投資物件の購入についてです。

投資物件の購入の目的としては、税金対策(ネガティブ・ギアリングとして)を目的とされる方、家賃収入を得て将来譲渡益を見込むという方、資産構築のためといった方がほとんどだと思われます。

日本の場合だと、物件価格は安いのですが賃料も安い。そして供給過剰のため空き室率が高く、借り主を見つけるのもひと苦労の上、家賃を下げざるを得ない状況が多いようです。

一方、オーストラリアでは、物件購入価格は高いのですが、供給不足のため賃料は高く、年々家賃の上昇も見込め、また空き室率も1%前後と借り主を見つけるのも簡単で、安定的な賃貸経営が望めそうです。

不動産投資をした場合、シドニーでは平均利回りが5%前後と、銀行に預金するのとあまり変わらないという理由で、銀行で利息を付けておかれる方も多いようですが、銀行にお金を置いておいても、元金が増えるわけではありません。その点、物件価格の上昇を見込んで不動産に投資をされ、さらにその資産を基に、次々と物件を増やしていく方も多くいらっしゃいます。

そして、投資物件を実際に購入する際、どのような物件を選んだらいいか。これは、将来的に譲渡益を見込め、そして高い家賃を見込める物件ということになります。

ただ、どのエリアがいいかについては、これから開発などがある新しいエリア、シティや大学に近く空き室率が常に低いエリア、もしくはエリアを問わず新築物件を購入される方(減価償却の損益計上を利用するため)など、さまざまです。

現在のマーケットは、今までの価格上昇の勢いは止まり、売り手市場から買い手市場に変わっています。買い手にとってみればチャンスの時ですので、不動産投資に興味があるならば、1度検討されるのにいい機会ではと思います。


豪州不動産事情

 

スターツ・インターナショナル・オーストラリア
取締役シドニー支店長 寺田環
NSW州不動産業者免許(フルライセンス)所持

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