シドニーに続々と新規開発物件が誕生

豪州不動産事情

不動産のプロに聞く 豪州不動産事情

第23回

シドニーの新しい開発物件

シドニーの不動産市場では、まだまだ供給不足が続いています。中古物件、新築物件にかかわらず需要は活発で、今後もこの勢いは続くと見込まれています。10月最終週末のオークションも81%の落札率を記録。このブームは年末に向け引き続き勢いを増すという観測です。

中古物件はオークション落札予定価格より大幅に上回る落札価格となるケースが多く、なかなか購入できないバイヤーが増えています。

新築物件は相変わらずオフ・ザ・プラン(完成前の物件)契約での購入需要が高く、人気物件は予約の時点で数千組が殺到するという勢いになっています。シティ周辺だけではなく、郊外にしても物件売り出し前の予約の段階で申し込みがあり、売り出し当日には完売する物件も多々あります。

今後の大型開発物件はシティでは「バランガルー(Barangaloo)」。セントラル駅近くにある「セントラル・パーク(Central Park)」は第1ステージの2棟のタワーがようやく完成し、今後も数年にわたって居住用アパートとオフィス・ビルが建築される予定です。

そして新しいエリアとして、「グリーン・スクエア(Green Square)」のプロジェクトが今後、売り出される予定です。この計画は10年以上前からあったものの、なかなか進まずじまいでしたが、ようやく承認が降り、来年から着工されるそうです。

400億ドルの投資が承認された同エリアには、3,700世帯の住宅、オフィスや商業施設が並ぶ“グリーン・スクエア・コミュニティー”の誕生を目指しており、インフラから整備され、図書館、アクア・センター、コミュニティー・ホール、チャイルド・ケアなども併設される予定です。

この周辺についても今後3、4年で不動産価格がさらに上昇すると見込まれており、第2のチャッツウッドのようなエリアになるのではとの期待がかかっています。


豪州不動産事情

 

スターツ・インターナショナル・オーストラリア
取締役シドニー支店長 寺田環
NSW州不動産業者免許(フルライセンス)所持

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