第16回 今後の不動産市場の見通し

豪州不動産事情

不動産のプロに聞く 豪州不動産事情

第16回

今後の不動産市場の見通し

ニュースでも報道されているように、シドニーの人口は2031年までに130万人増加し、居住者数は560万人に達すると予想されています。NSW州政府は、この増加ペースに対応するには、少なくとも新たに54万5,000戸の住宅を供給する必要があると試算し、この数値は10年時の試算から17%上昇しています。

人口増加による需要を満たすには、年2万7,500戸のペースで新たな住宅を建設する必要がありますが、過去5年間では、供給数は年1万4,500戸にとどまっているのが現状です。

一方、新規雇用件数については、インフラ開発の増加を背景に、10年試算時から33%増の62万5,000件が見込まれており、ブラッド・ハザード州計画相は、「新規雇用の50%がシドニー西部で創出されるだろう」とコメント。今後はパラマタ周辺が第2のCBDになることを想定し、今でも新築物件建築ラッシュが続いています。

今後はパラマタやブラックタウン周辺も建築計画があるので、シドニー西部も不動産価格は緩やかに上昇が始まっています。

今までは、西部側はシドニー中心部に比べると、比較的安い価格帯で購入できましたが、今後は供給不足からレントの上昇も見込まれ、不動産価格も上がっていくという見通しです。


豪州不動産事情

 

スターツ・インターナショナル・オーストラリア
取締役シドニー支店長 寺田環
NSW州不動産業者免許(フルライセンス)所持

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