グループ・サーティフィケート

オーストラリアの税法が分かる!

2009年度より変更となった新税法や税金対策の注意点など、日本人に役立つ情報をピックアップ。今月はグループ・サーティフィケートが手元にない場合の対処方について。

第5回 グループ・サーティフィケート

今回は、タックス・リターンを申告する際に多くの人が使用するPAYGペイメント・サマリー(以下、グループ・サーティフィケート)が、何らかの理由で手元にない場合の対処法について簡単にご説明します。

グループ・サーティフィケートを紛失したり、もしくは内容が間違っていたりした場合は、まず雇用主に依頼し、サーティフィケートのコピーや内容を示すレターをもらうか、再発行してもらいましょう。

もし紛失したグループ・サーティフィケートを再発行するよう雇用主に依頼してももらえず、さらにサーティフィケートを国税局に提出する必要がある場合は、「Statutory declaration for PAYG payment summary – individual non-business and ETP payment summary (NAT 4135)」という書類を作りましょう。この書類は、雇用主からの支払いを受けていた期間、雇用主名、源泉徴収額、源泉徴収をする前のグロスの収入額といったものを証明するもので、紛失したり受け取れなかったりしたグループ・サーティフィケートの代わりとなります。このフォームは、国税局のウェブサイト(www.ato.gov.au)から入手できます。

また、グループ・サーティフィケートの内容が間違っていて、雇用主に内容を訂正してもらえなかった場合は、「General statutory declaration」という書類を作る必要があります。このフォームは郵便局、もしくは連邦政府(Attorney-General’s Department)のウェブサイト(www.ag.gov.au)から手に入れることができます。

グループ・サーティフィケートや雇用主の署名入りレターや書面、もしくは上記の「Statutory declaration」の書類を用意せずにタック・スリターンを申告した場合、国税局がその申告を受理しない可能性がありますのでご注意ください。 詳しくは専門家にお尋ねください。


オーストラリアの税法が分かる!

村山有紀子(むらやまゆきこ)
SABER公認会計士事務所
会計士 M.Acc

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