認証コピー(Certified Copy)について

日豪プレス法律相談室

 

第40回

認証コピー(Certified Copy)について

オーストラリアの移民局、または各種学校や大学への入学の手続きの際などに、パスポートや免許証などの「Certified Copy(サティファイド・コピー)」の提出を求められたことはないでしょうか?

日本ではあまり馴染みのないシステムですが、オーストラリアではさまざまな手続きの際に認証コピーを必要とされることがあります。「Certified Copy」とは、法的に認められた特定の職業に就く人物が証人となり、原本を確認した上で、原本からのコピーであること(原本と異ならないこと)を証明したコピーのことです。有資格者が原本とコピーを照らし合わせた後、「This is a true copy of the document present to me」というスタンプを押し、住所、日付とともに署名をし作成します。認証コピーの提出は、主に上記のようにパスポートや免許証などの身分証明書、学位証明書、出生証明証などの、再発行が難しい書類の提出や郵送の際に求められることがよくあります。

オーストラリア国内では主に下記の職業につく人物が認証コピーの証人となることができます。

・Pollice Officers(警察官)
・Solicitors(弁護士)
・Justices of the Peace(判事)
・Notary(公証人)
・Pharmacists(薬剤師)
・Nurses(看護師)
・Doctor(医者)
・Bank managers(銀行員マネージャー)など

多くのショッピング・センター、または市立図書館などでは、定期的にボランティアの判事(Justice of Peace=J.P)が無料で認証コピーの作成を含めたサービスを提供していますので、サービスの時間をご確認の上で利用されるとよいでしょう。またQLD州政府のウェブサイト(http://www.justice.qld.gov.au/justice-services/justices-of-the-peace/jps-search)からも簡単にお近くのJ.Pの情報をサーチすることができます。認証コピーの作成を依頼する際には、忘れずに原本および原本のコピーを持参してください。


チャリース紅実
豪州弁護士。クイーンズランド大学法学部・経済学部卒。リトルズ法律事務所で民事訴訟を中心に法務を行っている。

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