2018年、ファースト・ホーム・バイヤーになろう

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暮らしに役立つパーソナル・ファイナンス講座

オーストラリア生活に役立つお金の知識をファイナンシャル・プランナー(FP)吉住京子氏が解説。

2018年、ファースト・ホーム・バイヤーになろう

昨年7月にVIC州とNSW州でポリシーが変更され、ローン利率が低いこともあり、同年9月のデータでは不動産購入の17.4%がファースト・ホーム・バイヤー(First home buyer)だったそうです。数年前は12%でしたので、初めて家を買うステップに踏み切った人も多いようですね。

最初のステップ

モーゲージ・ブローカーや専門家に話を聞いてリサーチ。ローンの支払い、頭金の額、家計の予算や政府からの援助金など、自分の状況にはどのようなオプションがあるのか調べましょう。

頭金

ほとんどの場合、最初の家を買うには貯金が必要になります。目標を立て、利率の良いアカウントを作り、決まった頻度で自動的に入金するようにアレンジします。貯金があればあるほど、選択肢は広がりますので夢を持って貯金を楽しみましょう。

借入金額

どのくらいの借入が銀行から可能なのかは所得と出費、月の支払いが最高幾らくらいできるのかで計算されます。どのサバーブに住んでいるのか、子どもが何人いて、センターリンクの補助はどのくらいもらっているのかも考慮されます。ほとんどの銀行は数カ月分の銀行のステートメントなどの証拠を必要としますので、ローンを申し込む前には計画性を持って貯金、出費をしていきましょう。

クレジット・カード

カードを持っていてもバランスが0ドルなら問題ないと思っている人が多いのですが、カードの限度額もどれだけ借入できるのかを左右します。月のリペイメントが遅れているとクレジット・スコアに影響しますので、ローン申請の前にはカードの支払いを済ませ、リミットを下げるなどしておきましょう。

投資

自分の住みたい地域に家が買えない場合は、購入できる地域に投資物件を買うのも良いでしょう。物件の価格が安くなれば頭金やローンの支払いも低くなります。テナントからのレントも使ってローンを支払いをしていくことができます。

家族の援助

もし頭金が大きなハードルとなっているなら、家族の援助を求めることもできます。ギフト(払い戻さなくて良いお金)としてもらうこともできます。または親の家などを担保に借入をすることも可能です。

不動産購入は大きな買い物でもあり、将来のライフスタイルを左右する大きな資産でもありますので、リサーチ、アドバイス、計画性が必要になります。

頭金を貯めるには数年掛かるかもしれませんが、良い物件を買えば、その後の利点は一生続くでしょう。


吉住京子
在豪日本人ファイナンシャル・プランナー。難しいお金のことを易しく解説。クライアントそれぞれの状況に合わせた賢い戦略の提供に定評がある。在豪日系コミュニティーのためのチャリティー活動や各メディアでの連載記事・セミナーなども行っている。

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