金融商品を選択する上でのポイント

金融商品を選択する上でのポイント

今回は、投資の対象となる金融商品を選択する上でのポイントについてお話しします。

リスクとリターン

金融商品は、リターンが高いとリスクも相応に高くなるというのが基本です。「損失のリスクがなく、確実に◯◯%のリターンが得られる」という、うまい話は金融の世界にはないと思ってください。

投資期間

基本的には5年や10年といった長期的に投資を行う方が短期に生じる資産の値下がりを吸収し、安定したリターンが見込めます。利子や配当を生む資産への投資であれば、長期で保有するほど複利(※Compounding)の効果がより発揮されます。また、資産の購入時と売却時に手数料が発生するような場合は、手数料を投資年数で割った際、単年度でのコストが小さくなるというメリットがあります。

※複利とは利子が利子を生み雪だるま式に元本が増えていくこと。

資産クラス(Asset class)

株式(Equity)、不動産(Property)、債券(Fixed income)、キャッシュ(※Cash)、商品(Commodity)など、投資の対象となる種類を資産クラスと言います。一般的には、リスクが高い順に商品、株式、不動産、債券、キャッシュとなります。リターンはもちろんですが、リスクをよく考慮に入れてご自分に合った資産クラスを選択すると良いでしょう。

※投資の分野では、キャッシュは現預金だけでなく、金融機関のみが取引する市場で発行される短期(90日以下)の証券を含む。

投資の対象となる資産は、オーストラリアのものだけとは限りません。日本はもちろん、今後の成長が見込まれる、中国などの新興国も検討の対象となります。なお、外国の資産に投資する場合、為替リスクを考慮に入れることが大切です。また、新興国の場合は政情不安などカントリー・リスクがあることも忘れてはいけません。

分散投資

それぞれの資産クラスは異なった値動きをするため、1つの資産クラスに全ての資金をつぎ込むのでなく、複数の資産クラスに分散して投資した方がリスクを軽減できます。

資産配分

投資対象となる資産が決まったら、どの資産に幾ら資金を投資するかを決定します。これはご自分の目標リターン、リスク許容度、投資期間、投資資金など考慮に入れながら検討します。


KVB Global Markets取締役日本部門ヘッド
KVB Wealth Managementカスタマー・サポート(FA資格保有)
山田悟

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