さまざまなタイプの投資信託

さまざまなタイプの投資信託

前回は投資信託(ファンド)とは何か、そして、ファンドには市場平均を超えるリターンを狙うアクティブ型と市場平均に連動するインデックス型があるという話をしました。今回は投資対象とする資産クラスでファンドが分類されるという話をしたいと思います。

単一の資産か複数か

ファンドには大きく分けて、投資家から集めた資金を株式のみで運用するといった単一の資産で運用する物(single asset funds)と、7割を株式に3割を債券に投資するといった複数の資産で運用する物(mixed asset funds, multi-sector funds)があります。

そのうち、複数の資産で運用するファンドは、その資産配分から想定されるリスクに応じて以下のように分類されます。

● Growth
 株式(share, equity)や不動産(property)の割合が8割以上と高く、高めのリスクを取るよう設定されています。

● Balanced(Moderate, Diversified)
 6割から7割を株式や不動産に、残りを債券(fixed income, fixed interest)や短期証券*(cash)で運用し、中程度のリスクを取るよう設定されています。

● Conservative
 株式や不動産を3割程度、残りを債券や短期証券で運用し、リスクを低く抑えるよう設定されています。

● Defensive
 株式や不動産を1割程度に抑え、残りは債券や短期証券で運用し、リスクを最小限に抑えます。

なお、代表的な資産クラスをリスクの高い順に並べると、一般的には株式、不動産、債券、短期証券となります。

この分類はあくまで目安なのでそれぞれのカテゴリーにおいて明確に決まった資産配分があるわけではありません。また、具体的なファンドの商品名にこれらの言葉が使われていることがよくありますが、名前だけで判断するのではなく、ファンドの説明書である商品開示資料(Product Disclosure Statement/PDS)で実際の資産配分をチェックし、どれくらいのリスクが想定されるのか確認してください。


KVB Global Markets取締役日本部門ヘッド
KVB Wealth Managementカスタマー・サポート(FA資格保有)
山田悟

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