第2回 分散投資について

バロンさんのファイナンシャルアドバイス

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オーストラリアで資産を育てよう!

こんにちは、ファイナンシャル・アドバイザーのバロンです。第2回目の今回は分散投資について考えてみます。

第2回 分散投資について

投資先としては、さまざまなアセットが考えられますので、まずアセット・クラスの違いについて説明します。

 

 現金(銀行預金、定期預金)と定利息(国債、社債)は一般的に守勢投資で、定期的な収入を得ることができ、リターンは安定しています。しかし、元金価値は成長せず、リターンは中期から長期の成長投資に比べて低いのが特徴です。

 

 不動産(住居、商業、工業用不動産投資信託)と株式(オーストラリア、国際)は成長投資で、収入が得られると同時に元金価値も上がります。リターンは短期では変動しますが、中期から長期で見た場合、守勢投資に比べてリターンは高いのが特徴です。

すべての投資はインフレーション、税金制度、経済低下、一部の市場の低下などにより、ある程度のリスクを抱えています。一般的に“安全”といわれている現金に投資したとしても、インフレーションで元金価値が低下したり、利息率が下がるため、リターンが下がるというリスクがあります。

口座残高が変動しても平静を保てる人もいれば、ほんの少し残高が下がっただけで不安になる人もいます。投資をしたことで夜も眠れないなら、どれだけリターンがあったとしても価値のある投資だとは言えません。ファイナンシャル・プランナーは顧客のリスク許容度、投資期間、現在の経済状況に合った投資計画を作り、無理のない投資ができるようお手伝いをします。

投資リスクを管理する方法の1つに、分散投資というものがあります。これは資金と異なった投資先に分散することによって、リスクを軽減しようというものです。例えば、

 

・違った種類の投資やアセット・クラス(現金、債権、不動産、株式)に分散
・それぞれのアセット・タイプの中で複数の投資をする。例えば、株式なら違った産業や会社、ファンドなら複数のファンドまたはファンド・マネジャーに任せる

 

ということが、考えられます。以下を参考にしてください。

 

■アセット・クラス別リターン

投資後 1年 5年 年平均
日付 2005年12月 2009年12月
オーストラリア株式 22.5% 37.6% 9.8%
国際株式 17% 0.8% 4.7%
オーストラリア不動産証券 12.5% 7.9% 7.7%
オーストラリア債権 5.8% 1.7% 8.9%
現金 5.7% 3.5% 6.6%
分散投資 15.1% 14.3% 8.3%

ドリス・バロン

◎ゴールドコーストで、Baron Finance and Investment Solutions/Baron Financial Planningを経営するファイナンシャル・アドバイザー。豪州で最高位のファイナンシャル・プランナーの資格を持ち、コモンウエルス銀行とウエストパック銀行で合わせて15年間、アドバイザーとして活躍。

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