【PR】頼れるスペシャリスト弁護士インタビュー2018②

頼れるスペシャリスト弁護士インタビュー

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Ainsworth Albright Lawyers
エインズワース・オルブライト法律事務所

占部英高氏

シドニーで出生し、日本の大学に進学するまで常に日本とオーストラリアの慣習や規範、社会通念の違いを意識し、接する相手が日本人かオーストラリア人かで自身の日本人の面とオーストラリア人の面を切り替えていたという占部英高氏。ビジネス法務に欠かせない法律分野を幅広く取り扱い、総合的な法律助言を行っているエインズワース・オルブライト法律事務所で代表弁護士を務める同氏に弁護士を志した経緯など話を伺った。

――日本の大学を卒業後、商社に勤務されたと伺っています。弁護士になられた経緯をお聞かせください。

 大学では法学部に進学し国際・比較法を専攻しました。この時点では弁護士になることは考えていませんでした。国際法や国際政治学に関心を持ち、卒業するころには、国際通商の道でキャリアを志望しました。

 商社勤務時代は、一貫して法律とは直接関係のない会計・財務の道を歩みました。駐在員として戻ったオーストラリアですが、元々の赴任先だったシドニーの事務所は本社の決定で、当時別会社として稼働していたメルボルンの事業と統合することになり、私はメルボルンに移りました。二社統合のプロセスを経て、契約社会における法律の知識とコンプライアンスへの意識の重要性を肌で感じました。そしてこの統合がオーストラリアで法曹の道を志す決定的な要因になりました。これまでの海外事業や会社経営の経験を生かし、オーストラリアで、日本人弁護士として社会に貢献したいと思うようになったのです。

 社会人を対象に法律実務家養成用の大学院修士課程を開設したモナッシュ大学に入学したのですが、パートタイムとはいえ勉強量はフルタイム並みで、ほぼ毎日図書館と大学院生用の24時間使用可能な学習兼研究室でひたすら判例集や法律書と格闘する日々が続きました。大学院を卒業しカレッジ・オブ・ローで約半年間の司法修習を受け、法律事務所で実務研修を受けました。全ての必須課程を修了し、2011年2月にビクトリア州最高裁判所でオーストラリアの弁護士として、またビクトリア州最高裁判所のオフィサーとして登録し、オーストラリア最高裁判所において弁護士登録をしました。

――法的アドバイスをする上で心掛けていることを教えてください。

 「シンプルで分かりやすい」提案型のアドバイスを心掛けています。法律は往々にして複雑で、その内容は必ずしも明確ではありません。まずは相談者の話を丁寧に聞いて、問題の所在や相談者が到達したい結果を正確に理解した上で、問題解決につながる提案ができるよう、難解な法律を分かりやくすひも解いたアドバイスを提供するようにしています。

 一方で、「相談者の知りたい情報」と「トラブルの解決方法」は異なります。質問に対して回答するだけでなく、どのようにしたらその方の悩みやトラブルを解決できるのか。そのような提案を付加価値として提供するには、専門性に加え、徹底した顧客目線とサービス精神が大切です。相談者の最大利益を常に考えて「シンプルで分かりやすい」提案型のアドバイスの提供を日々心掛けて、最高品質のリーガル・サービスを提供できるよう尽力しています。

――弁護士として仕事をする醍醐味はどのような点にありますか。

 まだ駆け出しの弁護士だったころにお会いした、マイケル・カービー元最高裁判事から、「批判を恐れず、信念を貫き、時代の変革の先端に立って、常に平等と正義のために立ち上がれ」という力強い言葉を頂きました。今もこの言葉を私の座右の銘として日々弁護士業に挑戦しています。

 クライアントに正当に与えられた権利を守るために、また衡平な結果を導き出すために弁護士はクリエイティブである必要があります。そうして導き出された解決策が、クライアントの目的を実現し、ごくまれにですが、社会的に1つの正義が実現したと思えた時、弁護士であることの醍醐味を感じます。

 その多くが訴訟案件であったりしますが、コーポレート案件でも同じことが言えます。日系企業のオーストラリアへの事業進出業務であれ、コンプライアンスのためのデューディリジェンス業務であれ変わることはありません。クライントの計画、夢、守るべき権利の追求のために、クライアントと共に新たな事業を産む過程に関わり、クライアントが大切にしてきたものを守るために闘うことで新たな一歩を踏み出す。その一助となれることは、弁護士としての醍醐味だと感じています。

――日本とオーストラリアの法律の違いに精通する専門家として、在豪日本人へのアドバイスはありますか。

 日本とオーストラリアとでは法制度が異なり、更にオーストラリア国内でも州によって法律が異なる上に、法分野によっては連邦の管轄か州の管轄か変わってきます。このため、日本の法務部で作成された英文契約書などの雛形をそのままオーストラリアで汎用する「汎用文化」を捨てることが大事です。また日本の法律知識を下にオーストラリアで起こっているトラブルを独自に解決しようとしたり、日本の社会通念にとらわれたりせずに、まずは弁護士に相談し、州法が準拠法であれば問題が発生している州の法律を適用した場合の解決策について、的確なアドバイスを受けることをお勧め致します。

――今後のビジョンをお聞かせください。

 オーストラリアでは数少ない、日本人弁護士による国際総合法律事務所である弊所は、これまでメルボルンを拠点とし、日本やその他の地域で戦略的提携関係を構築しており、オーストラリア国内外を問わず、企業や個人のクライアントの役に立てる法律事務所を目指し広範囲にわたってリーガル・サービスを提供してきました。また、3月にはシドニー・オフィスを開設し、今後オーストラリアでは、2都市を拠点にナショナル・ファームとして最高品質のリーガル・サービスを提供していきます。

 オーストラリアは各州で独立した州法と連邦法がありますが、多くの法域で統一の傾向が見られます。特にニュー・サウス・ウェールズ州とビクトリア州間では法規制の統一や法手続きの相互認知制度を導入するなど、州を跨いで事業を展開される企業の皆様には絶好の機会でもあり、オーストラリア全国にビジネスを広げる皆様の良きパートナーとしてサポートします。そのためには、徹底した顧客目線から、真の問題解決のための解決策を提供し、「満足」を超える「感動」を体験して頂くことを目指しています。

事業内容
 民商事案件から刑事事件まで幅広い法律分野に携わる国際的総合法律事務所であるエインズワース・オルブライト法律事務所は、実績のある経験豊富な弁護士がクライアントの「最善」と「安心」を迅速な対応でサポートしている。徹底したコスト・パフォーマンスと安心な料金システムで法人、個人に向けた総合的法律助言を行っている。

占部英高◎シドニー出身。シドニー英国教会共学学院レッドランズ校卒業。立教大学法学部学士課程を修了後、商社に勤務、オランダ駐在を経て2001年に同商社現地法人の代表取締役社長として帰豪。メルボルンの日系企業で法務を担当し、法律事務所ノートン・ローズ勤務を経て、10年にモナッシュ大学法科大学院法務博士課程及びビクトリア州司法修習課程を修了し、11年に弁護士として登録。現在エインズワース・オルブライト法律事務所で代表弁護士として活躍


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