第86回 不動産オークションの準備 -その2-

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第86回
不動産オークションの準備 -その2-

前回はオークションの準備として3つのポイントについてお話しました。①は「オークションと書かれていても、オークション前にオファーを受ける売り主もいるので、ぜひ不動産会社に連絡を入れてみること」でした。②はオークションに限らないのですが、「リサーチ」です。周辺のマーケット価格を知っておくことはとても重要ですし、不動産会社にもおおよその価格を尋ねておくと大きなヒントとなります。③は「仮アプルーバルを前もって取得しておくこと」でした。今回は続いて④~⑥をまとめました。

④契約書、建物・害虫の検査報告書取得

 オークションで競り落とした物件にはクーリング・オフ・ピリオドはなく、後で「気が変わって返品したい」という後戻りはできません。大きな買い物となるので興味のある物件は前もって契約書や建物・害虫の検査報告書を取得し、弁護士に確認してもらいます。物件によっては、ほかの買い主が既に建物・害虫の検査報告書を取って特に問題なしと分かっている場合もあります。不動産会社に尋ねてみるのも良いでしょう。

⑤デポジットは10%?

 オークションの基準では、競り落とした人が当日にデポジットとして物件価格の10%を納めることになっています。最近の高騰する物件価格の10%というとかなりの金額。オークションで競り落とした日から決済までにも少しでも利子を貯めることができるので、デポジットは少ない方がありがたいですね。実は売り主がOKさえすれば5%のデポジットでも大丈夫です。「自分が競り落とした場合には5%のデポジットでOK」という証明を事前にもらっていることが重要ですので、ぜひ不動産会社に確認を。

⑥自分だけの最大競り落とし金額の決定!

 ついヒートアップしてあり得ない値段で競り落としてしまった、ということがないように銀行からの最大融資枠だけではなく、それだけの融資を組んだ場合の支払い金額をある程度知っておくべきです。低金利が続くオーストラリアですが、下がった金利はいつか上がります。数回上がった程度で支払いができなくなってしまっては、せっかく競り落とした物件もすぐに手放さなくてはなりません。支払いのシミュレーションを通して、当日の自分だけの競り落とし最大金額を決めてから、実際のオークションに臨むようにしましょう。
 オークションの準備、いかがでしたか?夢見た物件を所有できますようお祈りしています!


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