不動産、金利…気になる2016年の行方は?

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第91回
不動産、金利…気になる2016年の行方は?

皆様、新年明けましておめでとうございます。2015年は2月に2.25の政策金利から始まり5月に最低値を記録する2.0となり、12月まで政策金利はそのまま維持されました。物件価格が異常に高騰する中、低金利だけが救いでありました。2016年は一体どうなるのでしょうか。

15年7月初旬には80パーセントを超えるオークション・クリアランス率がその後下降線をたどり、15年暮れにはクリアランス率は57.5パーセントまで落ち込みます。その背景にはオーストラリア健全性規制庁(APRA)から物件高騰熱を冷ますために「規制」が入ったという事実がありますが、前回このコラム(Web: nichigopress.jp/account/myhome/114799)にまとめたように銀行が投資ローンに対する金利を上昇させたり、融資条件を厳しくしたことが大きく影響しているといえます。

不動産件数とオークション・クリアランス率の推移(出展Web: www.domain.com.au/news/sydney-auction-marketbottoms-out-as-the-season-closes-down-quietly-20151213-glmdcr)
不動産件数とオークション・クリアランス率の推移(出展Web: www.domain.com.au/news/sydney-auction-marketbottoms-out-as-the-season-closes-down-quietly-20151213-glmdcr

投資ローンの伸びが急激に減少しているところなので、16年は銀行がまたポリシーを緩和させるか、もしくはこのままとなるのかという点も見逃せません。

オーストラリアを代表する主要なビジネス・エコノミストであるウエストパック、ドイツ銀行、JPモーガン、シティ・グループ、ナショナル銀行、そしてANZを含むエグゼクティブたちが考える16年、17年の行方をまとめた記事によると、物件価格は上昇するとしても非常に緩やかな上昇率にとどまるという予測になっています。

それでは今の低金利は続くのでしょうか。政策金利に対しての意見は多様で、1.5~3.0と非常に幅の広い予測結果が出ています。全てはオーストラリアの経済に左右されるのでしょうが、まだまだ目が離せない状況ですね。今年も皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。


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