夢のマイホーム計画/気になる「頭金」

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第95回
気になる「マイ・ホームの頭金」

先月5月中旬のオークション・クリアランス率は80パーセントを超えるものとなりましたが、物件の値段は昨年から比べ確実に緩和している模様です。これまでに高騰し過ぎたことが理由なのか、来月7月の選挙が理由なのか、いろいろと分析されていますが、マイ・ホーム購入希望者にとってはうれしい現象です。かといって、決して安くはない物件の値段。実際に購入する場合には、頭金をいくら準備するのが良いのでしょうか。

頭金はいくら必要?
「これだけ用意しなくてはいけない」という決まりはないのですが、頭金を多く準備するほど、もちろんローン額は少なくなり、毎回のローン返済額も小さくなります。以下の金額例を参考にしてみてください。
※2016年5月の銀行平均利率(変動型、居住用ローン)を適用。また、表内の「印紙税」額には諸経費を含めている。

◆例①50万ドルの物件(30年ローン、印紙税:17,990ドル)


90%ローン 80%ローン 70%ローン 60%ローン
頭金額+印紙税 68,318ドル 118,318ドル 168,318ドル 218,318ドル
ローン返済額 週534ドル 週464ドル 週406ドル 週348ドル

◆例②80万ドルの物件(30年ローン、印紙税:31,490ドル)


90%ローン 80%ローン 70%ローン 60%ローン
頭金額+印紙税 111,818ドル 191,818ドル 271,818ドル 351,818ドル
ローン返済額 週859ドル 週743ドル 週650ドル 週557ドル

頭金が少ないのは不利?
 先の表から分かるように、頭金が多いとローン額が小さくなるため、毎週のローン支払額が減少します。逆に、頭金が少ないとローンの元本に対する利子も増えるため、長期のローンの間に元本よりも利子を多く支払っているというケースも決して少なくありません。
 また80パーセントを超えるローンの場合、銀行に対して保険料金を支払う必要があります。1回きりの支払いですが、ローン額によってその保険料金が算出され、先の例①であれば、90パーセント・ローンで約9,300ドルの保険料金を支払わなくてはなりません。

ローン額を算出してみよう
 それでも実際には多くの人が、保険料金を支払っても80パーセント以上のローンを組んでいます。その理由の多くは、頭金を貯金する時間を待っている間に物件の値段が上がり、いつまでたっても購入できなくなってしまうからだといいます。
 購入するべきか、賃貸で家賃を支払い続けていくべきか、まずは実際のローン額を算出して考えてみてはいかがでしょうか。きっと1人ひとりの状況に合わせたベストな答えが見つかるのではと思います。


夢のマイホーム計画

XL Group
住宅ローン・コンサルタント
(MFAA正式会員)
Yon

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る