夢のマイホーム/シングル・インカム VS ダブル・インカム

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第112回 シングル・インカム VS ダブル・インカム

2017年も残すところ2カ月となりました。今年は「銀行融資が厳しかった年」と言えるでしょう。それこそリーマン・ショック以前には、銀行に言われるまま借りてしまえば、借金地獄が待っているのかと思えるほど寛大な融資を受けることができました。今や物件の値段は高額な上、銀行の許す融資枠も非常に厳しくなっており、ますますファースト・ホーム・バイヤーの購入は難しくなっています。

この仕事をしていて特に融資枠の差が大きいと感じる条件があります。それは申請する家族の収入が、シングル・インカムかダブル・インカムかの違いです。銀行が融資枠を算出するには申請者の収支の数字が重要になってきます。それは単純に1家族に入る収入額を見る、というわけではなさそうです。シングル・インカムかダブル・インカムによって、収入額が同一であったとしても融資枠が大幅に異なります。

下記同1家族構成で、収入額が同じであるA家族とB家族で比較してみます。実際にはファミリー・アラウワンスなどの収入も加味されるのですが、こちらでは収入の数字のみで比較しています。

家族構成 大人二人、子供一人
収入 夫8万ドル+妻0ドル
=合計8万ドル

⇓⇓⇓

金融機関 最大融資枠
ANZ銀行 359K
コモンウェルス銀行 340K
ナショナル・オーストラリア銀行 391K
ウエストパック銀行 333K

家族構成 大人二人、子供一人
収入 夫6万ドル+妻2万ドル
=合計8万ドル

⇓⇓⇓

金融機関 最大融資枠
ANZ銀行 464K
コモンウェルス銀行 420K
ナショナル・オーストラリア銀行 496K
ウエストパック銀行 431K

※上記の融資枠は2017年10月現在、家族構成と収入のみを元に算出されたものであり、実際個々のケースによって大幅に異なることがあります。

A家族とB家族の例を取って見ますと、家族に入る収入は同じと言えども4大銀行共にダブル・インカムのB家族に80K~110Kほど多く融資枠が出ています。

この例を取って見ても単純に銀行が収支という数字だけを見ているわけではないということが分かります。ご自身の家庭ではどういった融資枠が算出されるのか、ご興味のある方はモーゲージ・ブローカーに問い合わせてみるのも良いと思います。


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