夢のマイホーム/2軒目の購入を検討する

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第117回 2軒目の購入を検討する

3月ごろから、投資家への規制ポリシーを軽減するという話をちらほらと耳にするようになりました。これまで規制が非常に厳しかったため、実際に多くの投資用ローンが減少したのは事実です。今後、銀行がどれだけ投資ローンに対して規制を緩和するのか目が離せないところです。

さて、今回は弊社へ問い合わせがあった、物件を既に持っている方のケースをご紹介したいと思います。

2005年に32万ドルで購入された居住用物件が、現在約70万ドルとなっており、今回新しく物件を購入したいということでした。お客様の希望としては、「可能であれば現在持っている物件を売却したくないが、これまで収入はローン返済のために使用してきたのでほとんど貯蓄はなく、物件を手放すことも考慮に入れている」ということでした。

家族構成 A夫妻 お子様1人
収入 夫8万ドル 妻4万ドル
購入したい物件価格 95万ドル
印紙税 3万8,654ドル
所有している物件価格 70万ドル
賃貸料金 週670ドル
ローン残額 10万ドル

※コラム内の数字は一例です(2018年3月26日現在)

さて、こちらのお客様は物件を売却しないといけないのでしょうか。

現在暮らす物件を賃貸に出せば、その家賃分も収入として考えることができ、最大融資枠は110万ドル以上となります。ローンの残額があったとしても、印紙税を合わせた合計金額以上の融資は可能です。物件を手放さなければ、銀行への合計担保は165万ドルです。

購入物件、印紙税、そして現在のローン残高を合わせても、担保に対するローンの割合は8割未満の約66パーセントとなり、余分な銀行への保険を支払わずに融資を受けられることが分かりました。

手持ちの物件を売却すれば、ローン額も少なくなるという無視できない利点もありますが、将来への投資のため物件は手放したくないと言っていたA夫妻。持ち出し金もなく、新たな物件を購入することができた好事例でした。


XL Group
住宅ローン・コンサルタント(MFAA正式会員)
Yon

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