夢のマイホーム/今後、融資は厳しくなるのか、緩和されるのか

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第119回 今後、融資は厳しくなるのか、緩和されるのか

本記事を読まれているころには、オーストラリアの中央銀行「オーストラリア・リザーブ・バンク」の政策金利が既に発表されているのではないでしょうか。

この政策金利のレートは、長期間にわたり下がることはあっても上がることはありませんでした。しかし、7年目にして政策金利の上昇がいよいよ現実しようとしています。

規制が更に厳しくなり、銀行は新しい規制の対策やファンディング・コスト(資金調達コスト)の上昇から、4大銀行以外は既に金利を上げています。リザーブ・バンクの政策金利の変更後の4大銀行の動きに注目されるところでしょう。

タイトルに“厳しくなるのか、緩和されるのか”と付けましたが、残念ながら今後の融資は「厳しくなる」が正解です。融資について、これまでにない細かな質問が銀行から要求され始めています。例えば、家族構成による支出を、銀行が指定する数字で単純に計算していたのを、それぞれの家族の状況から実際の数字を細かく算出させます。また、所有する投資物件がポジティブ・ギアリングの場合には、税金支出まで計算させ、更に正確なその家庭での支出を算出させます。

政策金利が変更されていない5月の時点で、返済が厳しいという理由からリファイナンスを行う件数が2倍に増えているとも言われています。厳しい規制による融資の制限に合わせて、金利も上昇していくということあり、投資家によるローンは減少傾向が予測されています。

ネガティブなニュースばかりに聞こえるかもしれませんが、高騰し続けていた物件の値段もようやく落ち着きを見せ、本来の値段に戻りつつあるという期待の声も上がっています。


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