夢のマイホーム/最近のホーム・ローン

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第122回 最近のホーム・ローン

先日、オーストラリアの不動産を取り上げたニュースで、オークションのシーンが流されていましたが、オークショナーが呼び掛けるも、誰も声を発しない何とも寂しい沈黙のオークションでした。NSW州のオークションのクリアランス・レートが50%を切り、さまざまな不動産事情を示す数字がマイナス傾向にあることを見ると、ここ数年の不動産業界の動きが変わったと驚かされます。

下記のグラフは「RP Data」からの一部ですが、昨今の不動産の動きは金利によって変動があるというよりは、銀行による融資の規制に大きな影響を受けていると言えるでしょう。

個人的な例となりますが、私自身の家族が現時点で持っている住宅ローンの額を申請したとしても恐らく融資は通らないと思います。

先月のコラムに記載した通り、銀行はそれぞれの家庭で利用される生活費の詳細について回答を求めてきています。またいつ退職・引退する予定か、その後のローンはどうするかなど、これまでには求められなかった細かな質問が追加されています。

家屋査定に関しても、単純に契約書と同様の金額というわけでなく、場所によってはロケーション・リスクとして査定額が大幅に減少されるというケースも少なくありません。また、忘れていけないのは、ポスト・コードによって、銀行が融資に制限を掛けている場所があるということです。

規制が厳しくなったと言えども融資がストップされたわけではありません。いつの時代もそうですが、購入したいという物件だけではなく、融資は余裕を持って準備されることをお勧めします。

■インタレスト・オンリーのホーム・ローンの融資成約率

インタレスト・オンリーのホーム・ローンの融資成約率

■居住目的と投資目的の場合の与信変化

居住目的と投資目的の場合の与信変化

■LVR80%+(物件価格の80%超の融資を受ける場合)でのローン成約率

LVR80%+(物件価格の80%超の融資を受ける場合)でのローン成約率

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住宅ローン・コンサルタント(MFAA正式会員)
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