第73回 低金利の行方

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第73回

低金利の行方

 

倹約ムードのオーストラリアに?

5月13日にオーストラリア2014年度の予算発表がありました。ニュースを見ているだけで、どんどんと気持ちが沈んでいくように思ったのは私だけではないと思います。ガソリン代が大幅に上がる可能性があるということ、ファミリー・アローアンス支給の減額、医療費負担の増額など、家計を直撃する内容のものばかりでした。

これらの予算がすべて通るかどうか、まだ決定したわけではないのですが、いずれにしても今後の私たちの生活が潤うというよりは、倹約ムードが漂うオーストラリアになるのは否めなさそうです。

 

予算発表がもたらす生活へのプラス

そんな暗いニュースの中で、あえてプラスとなる情報といえば、恐らく最低でも15年の終わりごろまでは、オーストラリア中央銀行がこの低い政策金利を維持するということでしょう。

今年の年末には、今の2.5%から、さらに下がると予測する専門家も出てきています。

もう1つ、これまで止まるところを知らなかったオーストラリアの物件価格が、少し落ち着いてきています。このことは私たちの暮らしにプラスに働きそうですね。

シドニーでいえば、14年の第1四半期の家価格の上昇率は、2.4%と予測の半分以下の結果となり、「シドニーの物件ブームは終わった」という人もいます。

5月にドイツ銀行のグローバル・マーケット・リサーチとOECDが出した報告では、オーストラリアの物件価格は44%割高で、OECD加盟国の中ではニュージーランドに続いて2番目に物件の価格が高い国とされています。ちなみに日本はOECD加盟国の中で、最も物件価格が安いそうです。


今後3年以内で約1万6,500人の公務員が削減されるというキャンベラでは、物件価格が落ちるだろうと予測されています。バブル崩壊ほどのひどい打撃は避けたいところですが、これまで続いてきた物件の価格高騰に関しては、多少落ち着いてほしいものです。

低金利がしばらく続くのであれば、家賃を支払うのか、住宅ローンを支払うのか、どちらかが長期的に見てご自身のプランに合い利益となるのかを考えてもいい時期かもしれませんね。


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