第74回 賃貸 VS 購入

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第74回

賃貸 VS 購入

価格低下を見せるどころか、ずっと激しい価格上昇率を維持してきたオーストラリアの物件事情。しかし、ここにきてようやくスロー・ダウンし始めているように見受けられます。7月14日のニュースで、オーストラリア中央銀行が、「今後物件の価格上昇率が低くなるのであれば、物件の購入をするより家賃を払っている方が得であろう」というリサーチ結果を発表しました。もしも物件価格上昇率がインフレーション率より少し低い2.4%であった場合には、8年マイホームを所有すれば、家賃を払うよりも得になる計算になるそうです。しかし価格上昇率がさらに低い1.7%だった場合には購入した家に30年以上居住しなければ、家賃を支払って住む方が経済的であるといった結果になるそうです。あくまでこれは居住用物件の購入であり投資物件購入には当てはまりません。というのも投資用であれば、税務上の優遇などが期待できるからです。

オーストラリア中央銀行の発表を受けて、価格上昇がストップするどころか、軽いバブル崩壊が起きて手ごろな値段になるのを期待する人も多いと思います。しかし不動産業界の人は「何年もバブルが弾けるといって未だに弾けていない」と指摘します。オーストラリア中央銀行のリサーチ結果の「価格上昇率が低くなるのであれば」という条件自体が、まず起こりえないことなのかもしれません。

同じニュースの記事内に、ファースト・ホームをアースキンビルで購入したカップルの話がありました。彼らのボンダイにいた時の家賃は月2600ドル。今回購入した家の住宅ローンの支払いも長い目で見ると、実はそれほど変わらないと答えています。

このまま賃貸で行くのか、思い切ってマイホーム購入に踏み切るのか。家賃も必ず定期的に上昇していくので、今の家賃をベンチマークとして、住宅ローンの支払額をある程度定め、ご自身の現在の経済状況に無理のない購入物件価格を知っていることは、今後の方向性を決める良い指標になるのかもしれません。


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