第82回 繰り越し返済の効果

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オーストラリアで夢のマイホーム計画
第82回

繰り越し返済の効果

歴史的な記録ともなる低金利が続いています。2008年の政策金利が7.25であったのが現在2.25と5.0もの差があります。政策金利が3.0を切ったのは13年の4月からで既に2年が経ちました。このまま低金利が続くのか、もしくはさらに2.0にまで下がるのか、逆に金利が上がるのであれば、いつごろになるのか、いろいろと気になるところです。いずれにしてもこの低金利の間にできることがあります。現金を銀行に残していても利息が増えるわけでもない今、これから購入する、もしくは既にお持ちの物件に対し、繰り越し返済をして住宅ローンの早期返済が可能となります。繰り越し返済でどれほどのメリットが生じるか、下の2つのグラフを参考に考えてみましょう。

例えば住宅ローンが30万ドルで、大手A銀行の現在の金利を利用しますと、毎週の支払額は364ドルとなります。グラフ①毎週100ドル多く支払いを行った場合と、②毎週200ドル多く支払った場合に分けて考え、支払い完了までにかかる期間を比較してみました。

下記のグラフで明らかなのは、繰り越し返済額が大きければ、早期に完済することが可能となるということです。住宅ローンの利子はローン元金に対して計算されるので、繰り越し返済をすることで元金が減り、合計の利子が減額するため早期に返済を完了することができるというわけです。

※30年間、金利の変動がない、オフセットに入金が全くないものと仮定して計算されています。

グラフ① +100ドル/週で支払った場合


グラフ② +200ドル/週で支払った場合

今回の例をとってみると、30年間最少支払額のみ返済するのに比べて、①の週100ドル多く払う方法で、合計約11万3000ドル利子分が節約できます。②の週200ドル多く払う方法であれば、合計約16万ドルの節約です。金利が低い今だからこそ、できるだけ元金を減らすべく繰り越し返済ができますね。返済プラン変更の試算が難しい場合は専門家に相談してみましょう。


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