ブリスベンの頼れる弁護士・清水英樹氏の素顔

母国の文化を理解して「海外で生活する外国人」をサポート

不動産売買などで頼れる弁護士の声

ブリスベンの頼れる弁護士

清水国際法律事務所代表
清水英樹氏の素顔

清水英樹(Hideki Shimizu)プロフィル
◎弁護士、ビザ·移民法政府公認アドバイザー。愛知県豊田市出身。16歳でゴールドコーストに単身留学、ボンド大学卒業後、弁護士資格·永住権を取得。いくつかの法律事務所を経て2年前に独立。現在「清水国際法律事務所」のほか、ビザ取得のサポートを専門とする「GOオーストラリア·ビザ·コンサルタント」、各種不動産手続きの相談を受ける「Conveyancing Home QLD」の経営に携わる。

海外での思わぬトラブル。その根底には、日本では考えられなかったような現地での規制や考え方の違いなどをはらんでいるケースも多く、解決策に途方にくれたという経験はないだろうか。そんな時、頼りになるのが日本人弁護士だ。

清水国際法律事務所はビジネス街の中心アデレード·ストリートに位置するオフィス。自ら立ち上げたこの事務所で多忙な日々を送るべテラン弁護士の清水英樹氏は、プロフェッショナルな集団を率いて、ビザ取得から起業、投資、家の売買、または帰国の手続きまで、オーストラリアでの生活を長期にわたりフルにサポートしてくれる。今回そんな彼の素顔を少しだけのぞかせてもらった。

英語を使いこなす仕事がしたい

「小学生のころから英語を使う仕事に憧れていました」という清水さん。当時から両親に粘り強く留学を交渉し、その願いが叶ったのは高校生の時だった。「通っていた英会話学校の先生が帰国することになり、留学したいという話をしたら、“じゃあうちにホームステイすれば?”ということになったんです」。留学先にオーストラリアを選んだのはその先生がオージーだったから。GCの私立名門校の1つであるサマーセット·カレッジに通い、ボンド大学へ進学した。法曹界へ進んだきっかけは何だったのだろうか。「実はクイーンズランド大学のエンジニア学部にも受かったんですが、学生ビザでしたから学費がかなり高かったんです。それがボンド大学の法律とコマースで幸運にもハーフ·スカラシップがもらえて」と、費用がかからない方へ、流れに身を任せるように法律の道へ。

永住権が取れない?!

大学ではマスター·コース、弁護士資格も取得したが、ここで順風満帆に見えた清水さんの人生にも試練の時が訪れる。弁護士として仕事をするために一時帰国し永住権の申請を進めていた矢先のこと、ビザ取得に必要な点数の基準が変更になり、ポイント数が足らなくなってしまったのだ。清水さんは、それから2年近く日本で足止めを食い、その間アルバイト生活をしながらビザの許可が下りるのを待ったという。「日本ではスーパーの荷出し、トラックの運転士、鉄工所の作業員など、いろいろな仕事をやりました」。それは清水青年にとって初めての労働体験だった。「でも、今思うとその時期の経験は自分にとって本当に貴重でした。ほんの一部ではありますが、労働者の立場から日本の社会や仕組みを見ることができました」。ようやく永住権を取得し、GCに戻ったのは1990年代。当時は退職者による移住ブームで、日本人移住者のビザ申請や不動産購入を数多く手がけ、みるみるうちにキャリアを積んでいった。いくつかの事務所を経て2013年7月に独立。最初はファイナンシャル·プランニング会社の中にデスクを借りて、1人での出発だったという。仕事が増えるにしたがって1人、また1人とスタッフを増やしていった。

クライアントの母国文化の理解が大切

「外国人として海外に暮らす際にはさまざまな苦労が付いて回るものです」と実感を込めて清水さんは語る。「人種的な差別や文化の相違を背景に、余計な面倒に巻き込まれることも多々あります。特に雇用に関することでは問題が生じやすいですね」。雇う側、雇われる側双方に言い分があり、しかも海外では自国での事情とは異なる面で人々が苦しい思いをすることもある。こうした案件を扱う際、清水さん自身、日本で就業した体験が、相談者の思いを汲みとるために大いに役立っているようだ。「単にオーストラリアではこうだから、というのではなく、クライアントの母国の事情をよく知り、気持ちを理解した上で相談に当たることが私たちの役割だと思っています」。事務所名の“国際”という部分にも込められた清水さんのこの思いは、中国人、スロベニア人、ボスニア人、ニュージーランド人、オーストラリア人などの多国籍にわたるスタッフをチーム構成に加えることで実践的に反映されている。日本人に限らず、より多くの移住者にとって足を運びやすい環境づくりが考慮されているのだ。

力を注ぐチャリティー事業

ボスとして仕事に臨む時の清水さんの目は厳しい。しかし、持って生まれた穏やかな雰囲気は、お父さんのような安心感を相談者に与えてくれる。実際、私生活では10歳と、8歳になる双子の優しいお父さんだ。ある時清水さんは、次女を通じて小児リウマチを持つ女の子ゾーイちゃんとその家族のことを知り、厳しい治療の現実を目の当たりにした。リウマチといえば年配者だけが患う病気と思われがちで、子どもの治療に関してはオーストラリアでは研究資金もほとんどなく、かなり遅れているのが現状だ。実際、ゾーイちゃんは適切な処置を受けるため現在フランスに渡っているという。「それで“これは私がひと肌脱がなければ!”と思いまして」。それ以来、清水さんが中心となりパーティーやキャンプといったイベントを中心に、精力的にこのチャリティー事業を展開している。(詳細はウェブサイト<Web:zoesangels.org>をチェック)

専門家の活用が事業·投資成功の決め手

オーストラリアは国土や気候に恵まれ、世界でも「暮らしやすい国」ランキングの上位に入る国。専門家の立場から、企業進出や投資についてのアドバイスをうかがった。「豪州は政治や経済も安定しており、海外進出を検討する企業や投資家にとっても比較的低リスクでの事業·投資計画を立てることが可能です」と言う清水さん。その時重要なのは「早い段階で専門家からのアドバイスを受けること。弁護士をはじめ会計士や銀行など、各分野の専門家の意見をいかに上手く活用できるかが、オーストラリアでの事業·投資活動の成功の決め手です」。また、7月から導入されたプレミア投資家ビザ(Premium Investor Visa)は、1,500万ドルの投資を行うことを条件に1年で永住権が取得できるというもの。「すでに中国人投資家、中近東のクライアントから何件かのお問い合わせを受けています」。清水さんは日本人の投資家にも期待を寄せる。このような案件に関し、同事務所では姉妹会社の「GOオーストラリア·ビザ·コンサルタント」と共同で不定期のビザ·セミナーなどを開催している。興味のある人は気軽に問い合せてみよう。

水弁護士の話を聞いていると、物事にとらわれない自由な感覚と、どんな出来事や障害物もさらりと受け流して進む川のような大らかさが感じられる。その包容力がクライアントやスタッフからの信頼感につながっているようだ。いざという時海外に暮らす私たちの味方になってくれる心強い専門家として、これからもますますの活躍を期待したい。

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