4大銀行、住宅ローン金利引き上げへ

コモンウェルス銀、NAB銀、ANZ銀も追従

 オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は10月23日午後、住宅ローンの金利を0.18ポイント引き上げ、年率5.56%に定めると発表した。これにより国内4大銀行が全て住宅ローンの金利を引き上げることとなった。公共放送ABC(電子版)が報じた。

 住宅ローンの金利引き上げについては、同月14日にウエストパック銀が0.2ポイントの引き上げ、22日にコモンウェルス銀行が標準変動金利(SVR)の0.15%の引き上げを発表。23日午前にはナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が金利変動型住宅ローンの0.17ポイントの引き上げを発表しており、同日午後にANZ銀が追従する形となった。

 ANZ銀のマーク・ウェラン・チーフ・エグゼクティブ・オーストラリアによると、住宅ローンの平均借入額である24万2,000ドルを返済する場合、0.18ポイントの金利引き上げにより毎月の返済額が36ドル増加するという。

 金利引き上げの理由について、ANZ銀、NAB銀のいずれも、市況の変化に加えてオーストラリア金融規制局(APRA)による規制の強化を挙げている。規制の強化により、主要銀行は住宅ローンのポートフォリオに対する資本額を増加する必要がある。NAB銀のギャビン・スレーター・パーソナル・バンキング本部長は、「(金利引き上げは)難しい決断だが、長期的に見て正しい選択」としている。

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