シドニー・シンフォニー・オーケストラがグランドピアノ売却に

$145,000のスタインウェイ&サンズなど数台の楽器

 オペラハウスを本拠にするシドニー・シンフォニー・オーケストラ(SSO)は、長年使ってきたが今では使わなくなったコンサート・グランドピアノなどいくつかの楽器を売却すると発表している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 $145,000のスタンウェイ&サンズ D-274は1998年から2014年まで、SSOと演奏するソリストのステージやリハーサルに使われたが、今ではプロフェッショナルのコンサートには使われなくなっている。SSOのベン・シュワルツ氏は、「今でも素晴らしいピアノには変わりはない。よく響く特別な楽器だが、コンチェルト・ソリストに必要な音の新鮮さ、音抜けの良さ、遠達性などが不足がちになっている。非常に生き生きとした音を出すけれど、フル・オーケストラと大きな舞台で演奏するために必要な存在感と壮大さが足りないともいえる」と語っている。

 シュワルツ氏は、「このピアノにはオーラがあり、歴史がある。ピアノの芸術性を大事にする人にとってはその歴史性が重要なのではないかな。その歴史を所有し、そこから触発されることと思う」と語っている。

 大勢の著名な音楽家が触れてきたこのピアノは、7月21日に$145,000で売りに出されるが、この価格は新品の約半分である。

 その他にもSSOのコンサート・グランドピアノは3台が売りに出され、シティ・リサイタル・ホールで15年間使われてきたコンサート・グランドピアノ、ドメインなどの屋外コンサートで用いられたピアノなどがある。
■ソース
Sydney Symphony Orchestra grand pianos up for sale

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