ANA機内食アンバサダーにマスター・シェフ、アダム・リャオ氏

料理のコンセプトを話すアダム・リャオ氏

料理のコンセプトを話すアダム・リャオ氏(撮影:馬場一哉、以下同)
挨拶を行う定行亮・全日空シドニー支店長

挨拶を行う定行亮・全日空シドニー支店長

 全日本空輸株式会社(全日空、ANA)は9月4日、機内食アンバサダーに「2010年マスターシェフ・オーストラリア」チャンピオンのアダム・リャオ氏を任命することを発表した。全日空では2017年12月1日から18年5月31日の半年間、シドニー~羽田線の機内の和食メニューとして、アダム氏監修のメニューを提供する。

 メディアや関係者をゲストに招き行われた発表会では、実際に機内で出されるメニューが提供された。登壇したアダム氏は「飛行機での料理は、提供するタイミングや見た目の演出、料理の季節感など複雑な条件の中食べられるものです。その点で私も創造力を刺激されました」と話す。メニューはアダム氏とANAのスタッフによる数カ月の試行錯誤を経て完成したという。

豪州産ウイスキーの牛ショートリブの角煮・ビジネス・クラスで提供される前菜

左から、豪州産ウイスキーの牛ショートリブの角煮・ビジネス・クラスで提供される前菜
会場では日本酒も提供された

会場では日本酒も提供された

 期間中、12月1日から2月28日の前半はビジネス・クラスで豪州産ウイスキーの牛ショートリブの角煮、ほうれん草のレモンオイル和えのほか、ワサビやオリーブオイルなどで味付けしたタコのテリーヌなど特製季節の前菜などを提供。プレミアム・エコノミー、エコノミー・クラスでは照り焼き鶏そぼろの三食丼が提供される。

 また、3月1日から5月31日の後半はポルチーニ茸入り塩麹のサーモン焼きとたっぷりキノコのバターソテーをメインに大根の煮込みなどの前菜を提供。プレミアム・エコノミー、エコノミー・クラスでは牛のブリスケットと彩り野菜のタコライスが提供される。

イベント当日は天気にも恵まれた

イベント当日は天気にも恵まれた

 全日空の定行亮・シドニー支店長はアダム氏をアンバサダーに選んだ理由を「両国の懸け橋であるエアラインとして、和食を軸に食文化の面で懸け橋となっているアダムさんと組むことで面白いメッセージを伝えられると考えた」と話す。そして「日本人はもちろんですが、日本に行くオーストリア人がこれだけ増えている今だからこそ、よりいっそう日本に親しみを感じてほしいという願いを込めました」と続ける。

 アダム氏はSBS放送局の人気番組『Destination Flavour』シリーズのメイン・キャストとして活躍する一方、日本政府から日本食普及親善大使に、ユニセフ・オーストラリアから栄養親善大使に任命されている。

(取材・文=馬場一哉)

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