「正当な価格でならガス増産要求にも応じる」

天然ガス生産者、タンブル連邦首相と会談

 国内天然ガス供給不足を解消するため、9月27日、国内大手天然ガス生産者は、マルコム・タンブル連邦首相と会談する計画を明らかにした。生産者側は、「予想されるガス不足を補う増産は可能だが、正当な価格を支払ってもらうことが条件だ」としている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 サントス、シェル、オリジン・エナジー三者は、「緊急のガス供給不足に対応することは可能だが、連邦首相が州首相と話し合い、長期的なエネルギー政策の問題を是正してもらいたい」としている。

 元保守連合資源相からQLD資源協議会CEOに天下りしたイアン・マクファーラン氏は、ガス生産者を代表して、「2018年に国内市場に十分供給できる量を見つけることはできるが、企業がその労力に対して補償を受けることが条件だ。ガスが必要だと言って、そのためにガスを確保すれば、そのガスを買わなければならない。それが正常な商業取引というものだ」と語っている。

 9月25日、タンブル首相は、州政府とガス生産者に向けて、国内消費者向けのガス供給を確保しなければ輸出制限もやむを得ないと発言した。

 それより前、Australian Energy Market OperatorとAustralian Competition and Consumer Commissionがそれぞれ別個に政府に報告書を提出、「今後2年間の東海岸のガス供給不足は半年前に予測されたよりはるかに深刻な状況になるおそれがある」としている。

 マクファーランCEOとタンブル連邦首相は、いずれもNSW、VIC両州が州内でガス田開発を拒否していると批判しているが、両州では炭層ガス開発の「フラッキング」法が地下水帯を汚染するとして地元民や環境団体から反対が出ている。
■ソース
Prime Minister Malcolm Turnbull meets gas producers over predicted shortfalls

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