天候異常が続きながらも今夏は高温乾燥と予報

太平洋はラ・ニーニャと宣言されたが

 先頃、太平洋はラ・ニーニャと宣言されたが、この夏はラ・ニーニャに伴う大陸の気候ではなく、エル・ニーニョに近い高温乾燥気象が続くと予想されている。天候異常が続いており、気象専門家も首をかしげている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 11月16日、気象庁(BoM)が今夏見通しを発表したが、今後3か月は期待されていた例年より低温湿潤な天候は見込めない状況になっている。

 大陸東部では夏の昼間と夜間の気温は例年の12月から2月にかけての夏は例年よりも高温になると予想され、北部準州(NT)北部の「トップエンド」とTAS州ではその傾向がさらに強くなる。

 降水量についてはそれほど明確ではなく、NSW州北東部と大陸北部ではやや乾燥した気候が続くと思われるがそれ以外のところでは特にはっきりとして傾向は現れていない。

 BoM気候予想部のアンドリュー・ワトキンズ・マネージャは、「今年は気象学者にとっては難しい年になりそうだ。いくつか互いに衝突するような気候条件が揃っている。太平洋には典型的ながら弱いラ・ニーニャが形成される動きがあり、通常は一般的な気象条件よりも曇りがちということになり、いつもよりも雨が多く、気温も低いと予想されている。

 ところが、インド洋が太平洋のラ・ニーニャ時のパターンを取っておらず、大陸全般にわたって比較的晴天乾燥した日が続くと予報されている。
■ソース
Unusual climate mix has experts baffled as summer set for warmer, drier conditions

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