2017年最後の中銀理事会、政策金利据え置き

大方のエコノミスト、利上げは2018年末からと予想

 12月5日、2017年最後の中銀(RBA)理事会が開かれ、政策金利は記録的な低水準の1.5%のまま据え置くことを決めた。2018年最初の2か月は理事会は休会する。2016年8月に現在の水準に下げられて以来1年4か月この低金利が続いている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ブルームバーグが調査したエコノミスト全員が金利据え置きを予想していた。また、フィリップ・ロウ中銀総裁は、「低金利が豪経済を支え続けている。2017年には世界経済状況が向上しており、労働市場も締まってきており、いくつかの先進経済国ではトレンドを上まわる経済成長がみられた」と述べている。

 12月6日には統計局(ABS)が2017年第3四半期経済成長データを発表することになっており、オーストラリア経済の最新データが手に入る。

 一方、ロウ総裁は、「金融監督官庁のAPRAが住宅ローン貸出基準の引き締めを導入して以来、シドニー首都圏不動産価格成長が緩やかになっている」と語っており、APRAが発表したデータでも、APRAがインタレスト・オンリー貸付の締め付けを実施して以来、2017年第3四半期にはインタレスト・オンリー貸付が半減している」と述べている。
国民世帯の消費見通しが思わしくない」と語っている。国民世帯の平均的な所得は伸び悩んでおり、負債額は高いまま維持している。一方で豪経済に占める個人消費率は60%前後で、そのために大部分のアナリストが利上げは2018年末以降になるだろうと観測している。

 ただし、ウェストパックのビル・エバンス主任エコノミストは、「2020年までこのまま低金利が続く」と予想している。
■ソース
Reserve Bank keeps interest rates on hold, experts tip rise almost a year off

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