【連邦予算案】豪経済は引き続き堅調

18/19年度の実質成長率は3%—経済見通し

 連邦政府が8日発表した2018/19年度予算案の経済見通しによると、豪州の景気は今後も引き続き堅調に回復しそうだ。

 18/19年度の実質国内総生産(GDP)成長率は3%と前年度の2.75%からややスピードを速める。失業率は5.25%と0.25ポイント低下する。消費者物価指数(CPI)は2.25%と0.25ポイント上昇する。いずれも昨年12月に発表した年央経済・財政見通し(MYEFO)から変更はなかった。

 予算書は、豪州経済の中期的な見通しについて「(豪州経済が)資源投資ブームからより幅広い分野に成長の軸足を移す動きは、予算案の予測期間(19/20年度まで)に完了するだろう」と指摘した上で、「経済は今後数年間、失業率を低下させるのに十分なペースで成長していく見通しだ」と予想した。

 堅調な予想の要因としては、◇世界経済の堅調な伸びが予想されること、◇個人・企業ともに景況感が平均を上回っていること、◇個人消費と非資源部門の投資が堅調であること、◇資源投資ブームの終了による反動減が少なくなってきたこと、◇資源輸出の堅調な伸びが期待できること、などを挙げた。

 主な経済指標の予測値は次の通り(単位%。2016/17年度は実績)


 

2016/17年度

2017/18年度

2018/19年度

2019/20年度

実質GDP成長率

2.10

2.75

3.00

3.00

雇用増加率

1.90

2.75

1.50

1.5

失業率

5.60

5.50

5.25

5.25

消費者物価指数

1.90

2.00

2.25

2.25

賃金指数

1.90

2.25

2.75

3.25

名目GDP成長率

5.90

4.25

3.75

4.75



■2018/19年度連邦予算書(連邦財務省)

Budget documents

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