【連邦予算案】インフラ投資に245億ドル

大都市の交通網整備に重点ー予算案の主な歳出策

 保守連合政権は経済成長を支える観点から、インフラ公共投資を引き続き積極的に推進する。8日発表した新年度予算案では、大都市圏の鉄道や道路の建設を中心に245億ドルを計上した。ただ、今後4年間に投じる予算はこのうち45億ドルにとどまる。

 都市部の渋滞を緩和するための基金に10億ドル、道路改修の基金に35億ドルをそれぞれ出資する。鉄道では、メルボルン空港鉄道の新設(50億ドル)やパースの鉄道延伸(11億ドル)、西シドニー空港鉄道新線の調査費(5,000万ドル)など鉄道建設に79億ドルを計上した。

 道路関連では、NSW州北部コフス・ハーバーのバイパス建設(9億7,100万ドル)やQLD州の幹線道路ブルース・ハイウェイの改良(33億ドル)、ゴールドコーストとブリスベン間の高速道路の改良(10億ドル)などを盛り込んだ。

 一方、福祉関連では、今後4年間で1万4,000カ所の在宅ケア拠点を整備するなど高齢者ケアの拡充に16億ドルを投じる。医療関連では、処方薬補助制度(PBS)の新薬の予算として14億ドル、メンタルヘルス関連予算として1,250億ドルを盛り込んだ。

■2018/19年度連邦予算書(連邦財務省)
Budget documents

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