国内で一番高いビル、メルボルンで建設計画

高さ362メートル ゴールドコーストのQ1抜く

実現すれば国内最高層となる超高級マンション「マジック」の完成予想図(Photo: The Royal Society of Victoria)

実現すれば国内最高層となる超高級マンション「マジック」の完成予想図(Photo: The Royal Society of Victoria)



 オーストラリア国内で最も高いビルの建設計画が、メルボルン市内中心部で浮上している。ビクトリア王立協会は12日、同市内に国内で最も高い地上362メートルの60階建て超高層住宅「マジック」を建設する計画を明らかにした。

 計画通り実現すれば、現時点で同市内で最も高い「ユーレカ・タワー」(297メートル)や2020年完成予定の「オーストラリア108」(319メートル)を大きく上回る。全国でもゴールドコーストの「Q1」(337メートル)を抜いてトップとなる。

 建設予定地は、ラ・トローブ・ストリートとビクトリア・ストリートの交差点にある三角形の角地。標準的なテニス場の半分ほどの小さな敷地に超高級マンションを建設し、地元と海外の富裕層向けに販売する。

 ビクトリア王立協会は科学研究の振興を目的に1854年に設立され、159年の歴史がある。計画の原案を設計した建築家のディラン・ブラディー氏は「オーストラリアの科学の中心地であるメルボルンを象徴する建物となる」と述べた。同協会のデービッド・ザーマン会長は、高層住宅の売却益を「次の160年間に向け、協会の地元社会への貢献に役立てる」としている。

 建設予定地は、世界遺産に登録されている王立展示館の敷地に隣接している。計画が実現するには、文化財や歴史的建築物の保護を担当するVIC州遺産管理局のほか、連邦政府、メルボルン市などの認可が必要となる。同王立協会は当局や地域社会と協議の上、およそ5年後の完成を目指す。

■The Royal Society of Victoria(Announcement)
A 60-storey tower and science engagement hub in Melbourne’s heart

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