WSW、川崎Fを下しACL2連勝(ACLグループH)

同時代を駆け抜けた小野伸二と稲本潤一(写真:Richard Luan)

同時代を駆け抜けた小野伸二と稲本潤一(写真:Richard Luan)



 小野伸二のウェスタンシドニー・ワンダラーズ(WSW)は、ACLグループリーグの公式戦で、ホームに川崎フロンターレを迎え、開始早々の先取点を何とか守り抜き1-0で勝利した。

 この日のWSWは、痛恨のドローに終った15日のアデ レード戦から先発メンバーを9人入れ替え、小野とユリッチが先発に復帰した。

 試合は開始早々に動く。前半2分、ゴール前でボールを受け たユリッチがDFに囲まれながらもボールを左に流し、そこに詰 めていたFWハリチが左足で冷静に流し込み、WSWがACL3戦連続の試合の早い段階での先制点を挙げる。その後は、川崎Fが圧倒的なポゼッションで ゲームを支配するが、WSWも守備でしっかりと対応、前半は大きな動きがないまま折り返 す。

 後半開始から、川崎Fはベンチに温存していた中村憲剛を投入して前線の活性化を図る。中村が入ってから、動きが目に見えて変わった川崎Fは度々WSWゴールを脅かすも、WSW守備陣も懸命な守備でゴールを割らせない。

 そのまま、虎の子の先制点を守り抜いたWSWが1-0で勝利。これでWSWは、ACL2連勝、次戦のアウェーでの川崎F戦(4月2日)に大いに弾みを付けた。Aリーグのレギュラー・シーズンでは、負けられないギリギリのところまで追い込まれているWSWだが、この試合の勝利で、奇跡の逆転優勝を狙うシーズンの残り4試合に気分よく向かえるように なった。

 WSWは、次戦、23日にホームでパース・グローリーを迎え撃つ。

【小野伸二選手、試合後インタビュー】
「相手がパス・サッカーすることは分かっていたので、チームが体を張って止めるということが必要でしたが、それを最後までやることができて良かったと思います。僕自身も自分のプレーよりもチームとしてどういう風に機能できるかということを考えていましたが、向こうも自分たちが思っていた以上に良かったので守りの場面が多くなってしまいました。それでも勝つことが大事ですし、そういう意味で今日の勝ちは大きかったですね。(同世代の稲本選手との久々の試合について)試合前日も会いましたが、一緒にピッチに立てたらいいねと話してました。この年でチームの中心としてできるのは嬉しいことですし、体が動く限りやっていきたいですね。(日本のサッカーとの違い)細かいパス回しとか、連携とかこちらにはないものがありますし、逆にこちらにしかないものもあるので相手も簡単ではなかったと思います。最後までケガなくやれたらと思います」

【大久保嘉人選手、試合後インタビュー】
「WSWと試合して、チームワークやサポータの盛り上がりなど雰囲気の良さを感じました。久しぶりに伸二さんと試合ができて、嬉しかったし刺激をうけた。点が取れなかったので悔しいですが、テクニック面に関しては決して負けてはいなかった。今日はみんな急ぎすぎていたのと、パワー面の差が結果の要因ですね。Aリーグの雰囲気も気に入ったし、興味はないわけではないですがまだまだJリーグで頑張ります」

【中村憲剛選手、試合後インタビュー】
「開始早々の失点だったので、相手に最高のゲームプランを与えてしまいましたね。後半あれだけ攻めたのに点を取れなかったのは悔しいですが、守りの固さはAリーグの特徴なのかなと思いました。伸二さんとAFCで戦えるのは貴重な時間でしたが、スタートから失点しまったのでゲームを楽しむ余裕はなかった。4年前にAリーグと戦ったときよりだいぶ強くなっていたので、今後が楽しみですね」

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川崎のスタート時の布陣(写真:Richard Luan)

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