WSW、宿敵CCMに惜敗で再び3位陥落(Aリーグ第25節)

 小野伸二のウェスタンシドニー・ワンダラーズ(WSW)は、アウェーで昨季のグランドファイナルで敗れ宿敵セントラルコースト・マリナーズ(CCM)と対戦。1-2で敗れ、ファイナル制覇のためにも何とか死守したい2位の座をCCMに明け渡した。

 4月2日に迫るアウェーでの川崎フロンターレ戦の日本遠征を控え、この落とせない試合にどのようなメンバーで臨むかが注目されたが、ベンチスタートとなった小野伸二を除いてほぼベストの先発メンバーの顔触れに、ポポヴィッチ監督のこの試合への意気込みが見て取れた。

 試合巧者の両者のぶつかり合いに相応しいがっぷり四つの展開から、28分、ムーイが強烈な左からのミドルシュートを放ち、僅かにゴールバーに阻まれたあたりから試合はぐっとアクティブな様相を示す。

 前半31分、左サイドでボールを受けたCCMの左サイドバックのローズがするすると持ち上がって、思い切りよく振りぬいたボールがゴールに滑り込み、ホームのCCMが先制。WSWも、前半39分、ショートコーナーのCKからムーイが上げたボールをFWユリッチが折り返し、正面で待ち構えたDFトポー=スタンリーが押し込み同点とする。

 後半に入っても一進一退が続く試合の最終盤を迎えた89分、中盤でボールを奪ったCCMが右サイドで素早い展開。右サイドバックのルーがゴール前で待ち構えるFWイビニに決定的なパスを送る。そのチャンスをイビニが冷静に決めて、CCMが土壇場で勝ち越し。そのまま、4分の長いロスタイムをしのいだCCMが勝利、WSWを2位の座から引きずり下ろした。

 この試合、先発せずにベンチに温存された小野は、状況の打開を意図して後半75分にピッチに投入され、積極的に攻撃に絡むも決定的な仕事をすることは叶わなかった。

 WSWは、この後、4月2日の川崎フロンターレ戦の日本遠征に備え、帰国後の5日にホームにシーズン優勝を決めたブリスベン・ロアを迎え撃つ。

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