アボット首相、ホッキー財相を叱る

WA州のGST問題で意見対立

 5月予算案の重要法案が9月に入ってもまだ審議未了になっており、しかも内容が不公平との反発が国民から出ており、保守連合支持率にも大きく響いている。また、ジョー・ホッキー財相はもともと5月に提出された不人気な予算案よりさらに一般国民に厳しい予算案を望んでいたが同僚閣僚の反対で緩和した内容で組んだと報道されるに及んでホッキー財相の現実感覚が疑われていた。

 9月1日には党議員会議でホッキー財相が、会議には出席していなかったコリン・バーネットWA州首相を罵り、ジュリー・ビショップ外相やトニー・アボット首相に叱責される一幕も報道されている。

 元WA州政府財相を務めたことのあるクリスチャン・ポーター下院議員が、WA州の消費税収配分率引き上げを要求したことから騒ぎが始まった。消費税は各州、準州が徴収し、一旦連邦政府に納めてから、連邦政府が様々な条件を勘案して配分率を決めている。当然ながらどの州、準州もこの配分率引き上げに必死になる。

 出席した議員がフェアファクス・メディアに語ったところによると、ホッキー財相がポーター議員の不満を快く思わず、代わりにバーネット州首相を攻撃、インフラストラクチャ民営化作業でWA州政府が一番遅れていると非難した。会議中、ビショップ外相が何度も口を挟み、ホッキー財相の頭を冷やし、事態を収拾しようとしたと伝えられている。その段階でアボット首相がバーネット州首相を称賛し、WA州政府はよくやっていると発言した。

 最後にはホッキー財相が、「WA州政府は連邦政府の資産リサイクリング資金をいつでも利用できる」と発言、事態を和らげようとしたと伝えられている。(NP)

http://www.smh.com.au/federal-politics/political-news/tony-abbott-slaps-down-joe-hockey-after-stoush-over-wa-gst-anger-20140902-10bblr.html

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