警察突入で制圧、シドニーの人質事件

複数の負傷者、実行犯は警察に射殺か

 15日午前10時ごろ、シドニー中心部マーティン・プレイスの「リンツ・ショコラ・カフェ」に銃を持った男が、従業員と複数の客を人質に取って立てこもった事件で、警察は16日午前2時20分、現場のカフェに突入し事件を制圧したと発表した。複数の負傷者が出た模様だ。地元各メディアが伝えた。

 15日夜までに5人の男女が脱出し警察に保護された。警察は残りの人質を解放させようと、犯人との交渉を続けていた。午前2時過ぎ、人質と見られる数人がカフェから走り出てきた直後に、警察の治安部隊が銃を持って店内に突入。国営放送ABCニュースは、突入の際に激しい銃声がとどろき、その後、複数の人が担架で運び出される映像を流した。負傷者が多数出たほか、立てこもった男は、治安部隊に射殺されたという。人質を含め、死者数は3人になった。

 シドニー・モーニング・ヘラルドなど地元各紙によれば、実行犯はイラン出身の移民マン・ハロン・モニス(49)で、イスラム教の指導者を自称していた。男は、自身の妻の殺人事件に関与した罪で保釈中であった。これまでにも複数の性的暴行事件を起こしたほか、7年前にはアフガニスタンで殉死した豪州人兵士の遺族に中傷の手紙を出すなどして有罪判決を受けていた。(NP)

 

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