シドニー中心に住宅価格上昇止まらず

ネガティブ・ギアリングが最終的カギ握る

 中銀(RBA)のグレン・スティーブンズ総裁も繰り返し警告してきた住宅不動産ブームの過熱は以前留まるところを知らず上昇が続いている。

 ABC放送〔電子版)が伝えた。

 住宅価格上昇が続いているのはシドニーを中心とした州都で、CoreLogic RP Data Home Value Indexによると、3月にはシドニーで3%、四半期で5.8%、年間で14%近い価格上昇があった。CoreLogicのティム・ロウレス調査主任は、「この成長率の高さは予想もしなかったし、このような高成長率が持続可能だとは思わなかった」と語っている。

 この傾向はシドニーが中心になっており、第2位のメルボルンは3月の住宅不動産価格上昇率が0.6%、3月四半期が3.5%、年間上昇率で5.6%と低調である。CoreLogic社では、過去1年間の全国加重平均州都住宅価格上昇率は7.4%になり、3月四半期では3%、3月1か月では1.4%に留まっている。また、両都市を除けば、全国的には住宅価格が消費者物価指数に追随することさえ困難な状況になっている。

 また、ロウレス氏は、「新築住宅投資家は投資物件からできるだけ稼ごうとしており、ローレス氏は、投資の大部分はキャピタルゲイン狙いだ」と分析しており、一方、「住宅市場に入り込んでくる大多数の投資家はネガティブ・ギアリングが目当てだ」と分析している。
■ソース
Home prices keep rising led by Sydney surge

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