港湾労働者、電子メールで解雇通告

港湾労組、ボタニー港でピケ張る

 シドニーとブリスベンの港湾労働者約100人が電子メール1本で解雇通告された。通告は、「出勤に及ばず。また、出勤しても構内は立ち入り禁止」とされており、通告を無視して出勤した解雇労働者はゲートで入構を拒否された。この措置に対して港湾労組(MUA)がゲート前でピケを開始した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 電子メールは、ハッチソン・ポーツ名義で発信されており、97人に対して、「ポジションがなくなった。再雇用の見通しはない。私物はそれぞれの自宅に配達する」と書かれていた。

 8月7日の勤務当番に出勤してきた港湾労働者もそのまま解雇された同僚と一緒にゲート前のピケに参加している。また、ハッチソン・ゲートは臨時に雇われた警備員が入構を阻止しており、コンテナー輸送トラックもゲートで引き返している。また、警備員と解雇された労働者の間で小競り合いも起きたと報道されており、ピケ労働者と警備員の間を警察官が警備している他、国境警備係官も監視している。

 突然解雇通告を受けた港湾労働者はいずれも突然のことにショックを隠せず、MUA NSW支部のポール・ギャレット副書記長は、「真夜中に電子メール1本が届き、ブリスベンで40人、シドニーで57人が解雇された。解雇の理由として国内事業の縮小を挙げている。しかし、本当の理由はオートメーション化を図っており、これもそのステップの一つだ。しかし、社員や組合との話し合いなしにオートメーション化するのは間違っている。誠実な交渉を経てやるべきで、真夜中に電子メール1本で解雇するというのはおかしい」と発言している。

 ABC放送(電子版)は、ハッチソン・ポーツにもコメントを求めたが返事がないと報じている。
■ソース
Port workers form picket line at Port Botany after almost 100 employees sacked by email

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る