NBN、ネットワークを重複敷設の疑い

また通信企業、現政府のNBNに不満

  ナショナル・ブロードバンド・ネットワーク(NBN)の光ケーブル布設を請け負っている企業が一部の地区で現行ブロードバンド・ネットワークの上にさらにまったく同じインターネット・サービスを敷設し、納税者の金をムダにしたとの批判が出ている。また、大口ブロードバンド・ネットワーク企業は、NBN社が保守連合政権の下でインターネット部門の投資を妨げており、消費者が不利益をこうむっていると主張している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 OPENetworksのマイケル・スパースマンCEOがABC放送の「Lateline」で語ったところでは、同社がスーパーファースト・ブロードバンド・ネットワークをシドニー・パーク・ビレッジに敷設して2年後、NBN社がまったく同じところにまったく同じネットワークを敷設した。また、LBN社のスティーブ・ピクトンCEOも、「当社もWA州で同じような体験をしている。また、シドニー空港近くで100メガビットのネットワークを敷設したが、NBNが異なるテクノロジーで同じサービスを敷設した」と証言している。

 スパークスマン氏は、「このような重複敷設はインターネット部門への投資を損なうことになる。現にある建物の住人と事務所がネットワークを延長してくれと要望しており、当社もそのつもりはあるが、その後でNBNが同じサービスを敷設した場合、当社としては投資に見合った利益が得られないことも考えられる」と語っている。

 逆に顧客企業が光ケーブル敷設を要望しても、「NBN社には、そちらへの敷設はまだ3年以上先になるといわれ、OPENetworksからは、NBNが重複敷設する可能性があり、リスクを負いたくないといわれた。結局、どこのブロードバンド・サービスも受けられない状態が続いている」と語っている。

 連邦政府もNBNも重複敷設を避ける方針があるとしている。また、ミッチ・ファイフィールド通信相のスポークスパーソンが声明を発表し、「大臣は、新しい建物でNBNが重複敷設をしているという話をつかんでいない」と述べている。(Ratei)
■ソース
NBN Co accused of duplication, overbuilding existing internet services

http://www.abc.net.au/news/2015-12-03/nbn-co-accused-of-duplicating-internet-services/6999452

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