日立建機がオーストラリアの重機企業公開買付

Bradken Limited子会社化に6億8,900万ドル

 10月3日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、「日本の日立建機がオーストラリアの重機企業Bradken社の公開買い付けを始めた。同社が事業方針を転換した徴候と考えられる」と報道している。

 この記事はオーストラリアの報道を伝えており、日本での発表と異なる場合もあり得る。また、一部の基幹的でない情報はwikipediaによる。

 10月3日のBradkenの株式終値は$2.43だが、日立建機は一株当たり$3.25を提示している。Bradken社株は鉱山開発投資ブームたけなわの2012年には$8.59に達したこともあるが、鉱山がいずれも開発段階から操業段階に入り、同社株も次第に値下がりを続けてきた。

 Bradken社の取締役会は、この提示額を上回る提示がないこと、また第三者エキスパートによる報告で、提示額がBradken社株主にとって公正かつ妥当な額であるとされていることを条件として日立建機の公開買い付けを支持している。

 0.5kgから25トンまで鉱業、輸送その他一般産業の鋳造、鉄鋼部品製造を手がける重機企業でサービス、メンテナンスの契約を抱えるBradken社の子会社化により、日立建機はこの分野にも事業を広げる考えとみられている。また、Bradken社の事業は、NSW州ニューカッスル市を本社として、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、中国、アメリカ、カナダ、南米、マレーシア、インドネシアなどに広がっている。

日立建機は、子会社化後もBradken社本社をニューカッスル市から動かさないと伝えられている。
■ソース
Hitachi Construction to buy Bradken for $689 million

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