WA州のスーパーマーケット、バッグ有料化4時間で中止

買い物客、10セントのバッグ代に腹立て、店員に悪態も

 世界的にスーパーマーケットの無料プラスチック・バッグを廃止する方向に進んでいるが、WA州の独立系スーパー・マーケットがプラスチック・バッグ廃止への一段階としてバッグ1枚あたり10セントを上乗せしたところ、店員が買い物客に悪態をつかれるなどしたため、わずか4時間で試みを中止した。

 WA州はフリーマントルでもプラスチック・バッグ廃止の案が出たが議会で廃止案が廃案になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 WA州南部海岸地域のデンマークの町のSupa IGAは、「プラスチック・バッグのないデンマーク」という町民の訴えに呼応して先週にプラスチック・バッグを10セント有料化したが、半日足らずで有料化を廃止した。ボブ・サイビュラ・ストア・マネージャは、「バッグ有料化を中止したのは、初日から店員が客に悪態をつかれたためだ。また、私が強欲だ。そんなに儲けたいのかという電子メールも届いている。儲けを増やしたいわけではない。プラスチック・バッグを減らしたいなのに。地域のビジネスには私の店をボイコットしたところもあるし、何人かの客が多彩な言葉で腹立ちを店員にぶちまけた。店ではバッグの売り上げをすべて地元グループに寄付している。また、毎年何万ドルもをコミュニティに寄付してきた。バッグの売り上げも同じだ。何の隠し事もない」と語っている。

 さらに、「今年末にもまた試してみるつもりだが、コミュニティを教育する必要があると思うし、ゆっくりやることにした」と語っている。

 これに対して、ビバリー・フォード・デンマーク商業会議所会頭は、「プラスチック・バッグの環境に与える影響は、コミュニティを教育するところから始めるしかない。今回の騒ぎは教育と情宣の不足だったと思う。このことが起きた以上は、ボブと会って話し、どうやって彼を援護して情宣を展開するか考える」と語っている。

 ACTでは「プラスチック・バッグ・フリー」を宣言して以来3年で埋め立てに行くプラスチック・バッグの料が36%減った。また、イギリスでもバッグ1枚当たり5ペンスを徴収するようになってからプラスチック・バッグの使用量が大幅に減っている。
■ソース
Customer backlash trashes plastic bag scheme in WA town of Denmark after just four hours

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