個人投資家が金を出し合って大手企業のソーラー化

「電力需要量の25%をソーラー・パネルでまかなう」

 WA州キャニング・ベールのブラックウッズ流通デポのソーラー・エネルギー・プロジェクトに一般個人投資家が投資、総額50万ドルの資金を集めた。ブラックウッズ社はウエスファーマーズ系列で、工業安全物品流通では国内大手の一社。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2017年1月にはキャニング・ベールの同社のデポの屋根に630枚のソーラー・パネルが設置されることになった。ウエスファーマーズの持続性担当の長を務めるパトリック・ヒグニー氏は、「ウエスファーマーズは巨大企業だが国内最大の民間雇用者であり、地域社会と密接なつながりを持っている。当社独自に温室化ガス排出削減目標を編成しており、今回のソーラー・パネル設置計画を誇りに思う。また、このプロジェクトはウエスファーマーズ系列でも最大のソーラー・パネル設置プロジェクトであり、地域社会の個人投資家の資金によるプロジェクトとしても初めての試みだ」と語っている。

 企業のソーラー・プロジェクトを地域一般投資家の投資でまかなうというモデルは、ソーラー・パネル改良家のヒュオン・ホーゲステガー氏と、シドニー工科大学のウォレン・イエイツ経済学名誉教授の2人が開発した。ホーゲステガー氏は、「投資家の応募は、計画を立ち上げてわずか48時間で予算全額が埋まった。実際のところ、需要よりも投資家の方が多いありさまだ」と語っている。実際には、投資家のグループがソーラー・パネルを購入し、それを貸与し、ブラックウッズはソーラー・パネルの発電量を同社が購入するという形を取っている。

 また、老後の蓄えの一部をブラックウッズ・プロジェクトに投資している女性は、「銀行に預けても2.7%程度の利息だが、このプロジェクトなら6.3%の利益が見込まれる。また、環境にも利益になることだし、7年の期限が過ぎてもブラックウッズはパネルを利用し続けることになる」と語っている。
■ソース
Solar switch for one of Australia’s biggest companies funded by community

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