ベジマイト、再びオーストラリアの食品に帰る

チーズのベガがアメリカの食品会社から買い戻す

 オーストラリアを代表する食品の一つに数えられるベジマイト、そのベジマイトもアメリカの巨大食品会社の傘下に入って久しかったが、1月19日、オーストラリアの乳酪特にチーズで知られたメーカー、ベガ社が、ベジマイトを含むオーストラリア、ニュージーランドの食品ブランドの大部分を買い戻すと発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 1月19日付で豪証券取引所(ASX)に提出したベガ社の通告によると、買収に必要な4億6,000万ドルの資金は銀行からの借り入れでまかなうとしている。

 買収ブランドにはフィラデルフィア・ブランド製品は含まれていないが、クラフト・ブランドはピーナツ・バター、チーズ、マヨネーズなどが含まれている。

 ベガ社のバリー・アービン会長は、「チーズとベジマイトはぴったり合う。買収する製品群はベガの乳酪製品を市場で補完する商品になる。当社ではこのところ、製品を乳酪からさらに広げる機会を話し合っていた。この度買収した製品群を越えるものはないだろう」と語っている。

 ベジマイトは1920年代にメルボルンのフレッド・ウォーカー社が発明したが、オーストラリアのアイコンになり始めたのは1940年代のこと、さらに第二次世界大戦中はビタミンB食品として豪軍兵士の配給食料に組み込まれていた。

 1930年代、フレッド・ウォーカーは、アメリカのクラフト社と提携し、ブランドはアメリカの企業に吸収され、それ以降、いくつもの多国籍企業を点々としてきた。
■ソース
Vegemite bought by Bega from US food giant Mondelez International

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る