「SA州の停電はソーラー・パワーで防げていたはず」

再生可能エネルギー発電企業100MW蓄電池計画

 連邦政府はSA州に揚水発電所設立のため$445,000の投資を行うと発表したが、SA州に設立された100%再生可能エネルギー発電の電力企業ゼン・エナジー社は、「蓄電池付属の100メガ・ワット・ソーラー・プラント建設に1億ドルを投資する」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2016年9月に大停電が起きたことから、SA州の電力供給体制にメスが入れられ、先頃の熱波襲来時には電力需要が供給を超えて起きる停電を防ぐため、意図的に供給を遮断し、供給体制を守る措置が命じられた。

 ゼン・エナジー社会長のロス・ガーノウ教授は、「100MWの蓄電池を備えた太陽光発電所でSA州のエネルギー問題はほぼ解決する。さらに50MW増やせばエネルギー問題はすべて解決する。これだけの設備があれば2016年の大停電も起きなかっただろう。グリッドの安定供給も、需要が供給を瞬間的に大きく越えた場合にも緩衝器の役割を果たすことができる」と述べている。

 しかし、として、「国内電力市場の複雑難解な規則と価格体系を改善しない限り、このプロジェクトも事業化は難しい」としている。

 また、「すでにプロジェクト融資のめどはついており、規制が緩和されさえすれば来年夏までには操業に入ることができる」として、「問題は、電力需給双方が5分ごとに価格を入札しながら、その変化を30分ごとに平均化して取引する。蓄電池は迅速に価格変化に対応できるが、30分ごとに平均化するため蓄電池の特長が活かせなくなる」としている。

 ジェイ・ウェザリルSA州首相は全国統一電力市場からの離脱を唱えていたが、ガーノウ教授はむしろ全国電力市場を改革する方がSA州の利益になると語っている。
■ソース
Solar power battery storage would solve SA’s electricity problems, company says

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