各ガス会社、国内供給確保を約束

タンブル連邦首相と会談

 オーストラリア東部諸州では来年あたりから燃料ガスが不足し始めるとの観測が出ており、連邦政府は「東部諸州はガス開発を急げ」と発言した。3月15日には大陸東部のガス会社代表が集まり、マルコム・タンブル連邦首相と会談、「国内需要を満たす量を確保する」と約束した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 要点としては、各社が国内海外の需要を満たす十分な生産量を確保する。14日にはSA州政府が電力市場に政府の介入を強め、5億ドルの予算を計上してガス火力発電所を建設すると発表している。ガス不足予測の直後にタンブル首相が呼びかけて会談になった。

 タンブル首相は、「我が国は世界でもトップを争う規模のガス輸出国でありながら、国内消費者が安価にガスを使うことができないというのはとうてい受け入れられない」と語った。

 この日の会談にはガス企業9社のトップが招集されたもので、会談後、タンブル首相は、「各社とも国内海外双方の需要を満たせるよう供給を拡大する約束をしてくれた」と語った。

 ただし、オーストラリアのガス企業はアジア諸国の企業と長期契約を結んでおり、国際的なガス価格が下がっている時にも契約価格が維持されているため、国内のガス価格も高い水準に維持されることになる。

 タンブル首相は、「連邦政府はガス輸出をコントロールする権限がある。それだけの力はある。しかし、市場が正常に運営されることを望んでおり、それもできるだけ自由な市場を望んでいる。また、できる限りの投資を望んでいる。ただし、政府は必要な手を打つ責任を回避するものではない。最終的には国内企業、雇用、国民世帯を守るために必要な措置を行う」と語った。

 また、オーストラリア・パシフィックLNG他1社は輸出よりも国内供給に全力を挙げることを約束したと伝えられている。
■ソース
Gas companies guarantee they will meet domestic supply

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