ボーイング社、アデレードに技術先端研究部門設立

SA州、投資誘致機関資金で企業本拠誘致活動

 4月6日、アメリカの航空宇宙企業、ボーイング社とSA州政府は、同社のSA州アデレードに技術先端研究部門を設立し、250人を雇用する計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 SA州政府は投資誘致機関の資金でボーイング社を誘致し、アデレード都心部に同社の技術研究部門を設立する計画にこぎ着けた。ジェイ・ウェザリル州首相は、この誘致にいくらかけたかについては明らかにしておらず、「同社は少なくとも10年間はこの部門を維持することを約束しており、第一段階で直ちに250人の募集を始めることになっている」と発表している。

 ボーイング社のこの部門の業務は、最先端軍事システムのサポート、長期的に広範囲な研究開発を進めることとしている。また、同社は、SA州内の大学や研究機関とも緊密な協力関係を進めるとしている。

 ウェザリル州首相は、「この部門設立で州経済にも大きな即時効果が得られる。また、計画第一段階で終わらず、さらに発展することを願っている。ボーイング社のような大企業が部門を設立してくれれば、次のステップはこの企業の野心を取り入れ、さらに成長し、他の分野にも広がっていくことに協力するということになる。同社がSA州に足がかりをつくろうとしていることは素晴らしい。次の段階では雇用を250人からさらに増やすことを期待する。大学を卒業する若い人材がSA州で働き口を得られるのは素晴らしいことだ」と語っている。

 ボーイング社は、民間航空、軍用航空、国防、宇宙、セキュリティなど様々な分野の業務に世界で14万人を雇用している。また、同社はQLD州を中心として3,000人以上のオーストラリア人を雇用しており、アメリカ国外ではオーストラリアでの事業が最大だと語っている。
■ソース
Boeing Adelaide deal to create 250 high-skilled jobs

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