10チャンネル破綻、任意管理手続きに入る

6月13日付でASX株式取引を停止

 テン・ネットワークは、2017年クリスマス以降も事業を続けるため、2億5,000万ドルの新規ローンを求めていたが、保証を確保できなかったため、任意管理手続きに入った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 テンは、主力株主のラクラン・マードックやブルース・ゴードンが、事業低迷する同社の建て直し計画を支持しないと伝えたため、ASXでの取引を停止した。

 管理手続きにはコーダ・メンサ社が任命された。この手続きでは、コモンウェルス銀行は、クリスマス前に期限が来る2億ドルのローンにマードック、ゴードン、ジェームズ・パッカーの所有する会社が保証人になっており、回収が見込めるが、他の株主にはまず1セントも返ってこないと伝えられている。

 テンの株主は総数で17,000人にのぼるが、株式のほとんどは上記3人に加えてジーナ・ラインハート、ケリー・ストークスら数人の富豪が握っており、いずれもテンの株価が高かった時期に投資を重ねていた。6月9日の同社株の終値は16セントと伝えられている。主力株主は総額で10億ドルを失う。

 テン・ネットワークの事業見通しは改善に向かい、2018年度には5,000万ドル、2019年度には8,000万ドルの収益増になると予想されていたが、任意管理手続きに入ることを決定した。同社は、「交渉は続けているが、USスタジオ、20世紀フォックス、CBSなどとの高額の契約を半減する。また、放送ライセンス料引き下げが連邦議会で成立すれば今後2年間で3,400万ドルの経費減になる」としている。

 テンの株価は2005年に$32強でピークに達し、2017年初めから6月までの半年で株価が80%急落した。
■ソース
Ten Network goes into voluntary administration; investors including billionaires facing huge losses

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