VIC州に大規模ソーラー・パネル・蓄電池プロジェクト

不安定なエネルギー市場安定化に貢献との期待

 VIC州北西部に6億6,000万ドルを投じて建設が計画されている大規模なソーラー・パネルと蓄電池の施設は、国内の不安定なエネルギー市場に翻弄される事業所にとって朗報となる可能性がある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このプロジェクトはソーラー・パネルが240万枚、蓄電池容量は80メガワットという規模であり、ライオン・グループが2017年9月から州北西部ミルデュラの南、ナウインジに建設を計画している。

 パートナーのデビッド・グリーン氏は、事業所その他の機関が電力を必要とする時にこの施設の電力を買うことができるとしている。

 さらに、今年末までにSA州のリバーランドに10億ドルを計上して蓄電池とソーラー・ファームの施設の建造計画を発表しており、また、QLD州最北部のケープ・ヨークにも小型のプロジェクトが計画されている。

 グリーン氏は、「オーストラリア国内だけでなく、世界的にも初の試みとして、電力大口消費者、発電企業、電力小売り企業は、我が社が開発建設する蓄電池の電力を利用することができるようになる。これまでのやり方とは大幅に異なる。電力消費者は、電力不足や電力価格が高すぎる時に蓄電池の電力を利用することができようになる」と語っている。

 国内では蓄電池需要が高まっており、一般世帯でもソーラー・パネル設置に合わせて蓄電池も設置するようになってきている。

 ただし、グリーン氏は、蓄電池の電力の利用は予め認定された大口消費者や電力業者の入札を通して行われるとしている。

 また、このプロジェクトでは、ナウインジ地域に250人その他の雇用と教育の機会が生まれると語っている。
■ソース
Nowingi solar project could help meet rising demand for battery storage

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