国税庁、5時間にわたりオフライン、確定申告できず

同庁コンピュータ・アプリケーションの動作不良と判明

 2017年7月1日より新年度(2018年度)が始まり、国税庁(ATO)では、確定申告オンライン・サービスを始めたが、5日には5時間にわたり、ATOウエブサイトがクラッシュしたため、早めにオンライン確定申告をしようとしていた何千人もの納税者に支障が出た。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 クラッシュの何時間か前にはクリス・ジョーダン長官が、「確定申告時には庁のネットワークのトラフィックも増大するが、ITシステムが支障なくこのトラフィックを処理してくれている」と発表したばかりで、このクラッシュも外部の犯行ではなく、システムの不調と発表された。

 ATOの声明によると、「5日午後早くに断続的なシステムの不調が起きた。そのために当庁のメインフレーム・コンピュータと確定申告オンライン・サービスに支障が出た。原因はメインフレームのアプリケーションが動作不良を起こしたためで、直ちにメインフレームのリブートを行い、不調を解消した」と発表している。

 ATOでは、「オンライン確定申告がピークになるのは午後8時から9時までの時間帯で、それまでにメインフレームの不調を解消するため、システムをオフラインにした」と発表している。

 ジョーダン長官がナショナル・プレス・クラブで記者会見を行い、「このIT問題はATOの評価や信頼性を損なうおそれがある。しかし、その事実から目を逸らせることはできない」と語った。

 ATOのITシステムは2016年12月、2017年2月、6月にダウンしており、ジョーダン長官は、「このようなダウンは非常に異常であり、また、ユーザー、特に税理士、スーパー年金、ソフトウエアなどの専門家にとっては円滑な作業を妨げる事故だ。私個人も、ATOのシステムは常にいかなる時でも利用できると保証したいが無理だ。ATOのような巨大な施設ではまったく現実性に欠ける」と語っている。
■ソース
ATO website offline for 5 hours as Australians tried to submit tax returns

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