消費者提唱団体CHOICEの調査で判明
消費者提唱団体、CHOICEの世論調査によると、(ビッグポンドの)テルストラ社とドードー社は加入者の満足度調査で最下位を争っていることが明らかになった。
ABC放送(電子版)が伝えた。
インターネット・サービス・プロバイダー両社の加入者は、通信速度の低下、通信の断続その他通信中の事故が多いことなどを訴えている。
この調査は2000人余を対象に実施され、過去6か月のインターネット利用経験の評価を求めたもので、ブロードバンドの通信速度や信頼性などの評価が下がってきている。
総合で成績が良かったのはInternode、iiNet、iPrimus、逆に成績が悪かったのはTelstraとDodoだった。
特にTelstraの場合には、過去に通信サービスが何らかの事故で長時間にわたって停止し、ユーザーに謝罪するという事態を繰り返している。
成績は、通信速度、料金に見合ったサービス、信頼性、請求書の明確さ、セットアップしやすさ、顧客サポート、技術サポートなどでそれぞれを評価するというもので、CHOICEのアラン・カークランドCEOは、「料金に見合ったサービスでTelstraが最下位という評価は当然だろう。Telstraは料金の高さでトップクラスにある。同じレベルのサービスで比べるとTelstraは他の業者に比べて92%も高い」と分析している。
一方、Telstraの広報担当者は、「顧客にとって品質対料金ということ通信体験が重要であることはよく理解している。Telstraは他の業者に比べてもはるかに大きな投資を続けていく。また、他の業者ではできない様々なサービスも提供し続けていく」と語っている。
また、調査では、ユーザーが業者を選択する際には、複数サービスの抱き合わせよりも、信頼性や料金に見合った基本的なサービスを求めていると分析している。
■ソース
Telstra shamed and Dodo a dud in CHOICE survey on internet satisfaction