豪証券投資委員会、コモンウェルス銀行を調査

マネー・ロンダリング疑惑の預金を調査せず

 8月11日、豪証券投資委員会(ASIC)は、コモンウェルス銀行(CBA)が、自社のインテリジェント預金機がマネー・ロンダリングや犯罪組織に利用されている疑惑に関して適切に処理したかどうかを調査すると発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ASICのグレッグ・メドクラフト委員長は、CBAの役員会がインテリジェント預金機を使った不審な動きがあったのにもかかわらず、投資家に警告しなかった問題で、同役員会が法制に従っていたかどうかを調査することになった。

 今週初め、CBAのキャサリン・リビングストン会長は、CBA役員会は、2015年後半、インテリジェント預金機がマネー・ロンダリングその他の犯罪組織に利用される危険があることに初めて気づいたと語っている。

 8月11日、シドニーで開かれた連邦議会合同調査委員会で証言したメドクラフト氏は、「ASICは、CBAの管理職や役員が会社法に規定された公開の義務を遵守していたかどうかを特に注意して調べる」と語った。

 また、中銀(RBA)のフィリップ・ロウ総裁は、「問題が法廷に提出されているため、具体的に述べることは避けるが、銀行に対する信頼が危機にさらされている。銀行の適正な業務よりも売り上げが優先されていると言って間違いではない。CBAが、マネー・ロンダリング&テロリズム資金防止法に違反していると判断されれば、その責任を取らなければならない。規則も法律もそれぞれ存在理由があり、それがおろそかにされるのは深刻な問題だ」と証言した。
■ソース
Commonwealth Bank: ASIC to investigate CBA over money-laundering scandal

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